ビノット、ミック・シューマッハをアウディの候補に挙げる

アウディF1プロジェクトの最高執行責任者であるマッティア・ビノットは、ミック・シューマッハが2025年にニコ・ヒュルケンベルグのチームメイト候補の1人であることを明かした。

2026年にアウディとなるキック・ザウバーは、来年の2人のドライバーをまだ確定していない数少ないチームの1つだ。現時点では、経験豊富なニコ・ヒュルケンベルグのみが正式に発表されている。

もうひとつのシートがまだ確定していないため、ここ数週間で複数の有力候補が挙がっている。現キック・ザウバーのドライバーで、F1で10勝を挙げているバルテリ・ボッタスが有力視されている。

ボッタス以外にも、マクラーレンのジュニアドライバーで現在F2ランキングトップのガブリエル・ボルトレート、チームのリザーブドライバーであるテオ・プルシェール、そしてミック・シューマッハなど、複数の若手ドライバーが候補に挙がっている状況だ。

ミック・シューマッハは、2022年末にハースから離脱して以来、必死にF1シートを探している。アウディF1プロジェクトは、彼がトップカテゴリーに戻るための最後のチャンスかもしれない。

ビノット「シューマッハは我々が考えている名前の1人」

マッティア・ビノットは、2025年のザウバー/アウディプロジェクトの2人目のドライバーについて語り、経験と若さの間で選択する時間があると述べた。

「他のすべてのチームがチーム（VCARBを除く）が決定したから、急ぐ必要はないという贅沢な立場にある」とビノットはインタビューで述べた。

「2つの重要な側面がある。一方では、成長の道筋を示すための経験。他方では、頂点への道のりで我々に同行する若くて才能のあるドライバーだ」

ビノットは、ミック・シューマッハが自チームの選択肢の1つであることを明かした。

「間違いなく、我々は彼を評価しているところだ」とビノットは断言。「彼に会って話をした。私はフェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員だったので、彼のことは長い間知っている。彼の長所と利点を知っているし、彼は我々が考えている名前の1人だ」

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