ハミルトン、予選のタイム差に困惑「これまでになかったこと」

メルセデスのルイス・ハミルトンは、カタールGPの予選でチームメイトのジョージ・ラッセルとの間に生じた0.5秒差を説明できないと語った。

ルイス・ハミルトンは予選で6番手に位置する一方、ジョージ・ラッセルは再びハミルトンを上回り、マックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手を獲得。フェルスタッペンのペナルティ後、ラッセルはポールポジションを手にした。

このパフォーマンス不振は、今シーズンでますます顕著になっているトレンドの一部だ。2024年シーズンの23回の予選セッションのうち18回で、ラッセルがハミルトンを上回った。F1史上最多の104回のポールポジションを持つハミルトンにとって、これは注目すべき状況である。

フェラーリ移籍前のメルセデスでの最後の時期を過ごすハミルトンにとって、この傾向は今年、ラッセルに対する持続的な苦戦を浮き彫りにしている。

「チームメイトとの0.5秒差を説明できない。僕のキャリアでこれまでになかったことだ」とハミルトンはSky Sports F1に語った。「説明できない。言えるのは、マシンは僕に完璧に合っていたということだ。付け加えることはあまりない」

「全力を尽くし、ラップも概ね良好だったが、フィニッシュラインを通過すると単純に遅かった」とハミルトンは締めくくった。

メルセデスとハミルトンにとっての記念日

2024年12月1日の今日、メルセデスとハミルトンは、ハミルトンがスリーポインテッドスターのエンジンを搭載したマシンでF1を初めて経験してから20周年を迎える。その後の歴史は周知の通りだ。354グランプリで、104回のポールポジション、105勝、67回のファステストラップ、7度のチャンピオンを達成した。

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