【シガスポーツ独占インタビュー!】角田裕毅 – 更なる高みへの準備は万全か?

Yuki Tsunoda Qatar
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2024年のF1シーズンが終盤に差し掛かる中、角田裕毅の将来は依然として未知数だ。レッドブル・レーシングは2025年のドライバーラインアップをまだ決定しておらず、角田はマックス・フェルスタッペンのチームメイトのシートを巡り、リアム・ローソンやフランコ・コラピントとの熾烈な競争に挑んでいる。レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコは最近、最終決定をアブダビGP終了後に下すと明言しており、憶測がさらに高まっている。

このような状況の中、角田裕毅はカタールで我々のインタビューに応じ、自身のこれまでの歩みや将来の目標、そしてセルジオ・ペレスの後継者としての可能性について率直に語ってくれた。

Q: 2000年生まれとして、21世紀生まれ初のF1ドライバーとなりました。このことはご自身を特別だと感じさせますか?

角田: そうですね!実際、今ではオスカー(ピアストリ)が2000年生まれの2人目のドライバーになりました(ピアストリは4月6日生まれ)。それでも、まだグリッド上で3番目に若いドライバーで、これがF1での3シーズン目です。もう長くここにいるような気がしますが、チーム代表には「まだ若い」と思ってもらいたいですね(笑)。

Q: 2021年からVCARB(旧アルファタウリ)で走り、これまでに88戦を経験しています。同じチームでの経験はどのように成長に影響を与えましたか?

角田: 長所と短所があります。同じチームにいることで、エンジニアやメカニックとの信頼関係を深められ、多くを学べました。一方で、トップチームに移ることで得られる新しい経験やチャンスもあると思います。でも、現状に満足していますし、今年はチームにとってこれまでで最高のシーズンだと思っています。

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Q: ローラン・メキースがチームに加わり、どのような変化がありましたか?

角田: ローラン(メキース)はチームに新鮮で若々しい雰囲気をもたらしてくれました。彼はダイナミックで、特に困難な状況でもみんなを励ましてくれます。フランツ・トストも素晴らしいリーダーでしたが、ローランのアプローチはよりチーム一丸となる感覚があります。勝つときも負けるときも、全員で結果を共有するという感じです。スムーズな移行でしたね。

Q: イタリアでの生活が長いですが、日本との繋がりをどのように感じていますか?

角田: 良い質問ですね。最近、シンガポールGP後に日本を訪れて、友人や家族に会う機会がありました。本当に素晴らしい経験でした。ただ、イタリアに戻ると、ここが「自分の家」と感じるようになってきました。ヨーロッパでの生活に慣れてきて、将来的にはここに住むことも視野に入れています。

Q: 今シーズン30ポイントを獲得していますが、ご自身のパフォーマンスに満足していますか?

角田: 完全に満足しているわけではありませんが、大きな失望もありません。まだ改善の余地がありますし、シーズンは終わっていません。コンストラクターズランキングで6位を目指して頑張りたいです。いくつかのレースでは難しい場面もありましたが、全体的には良い結果を出せていると思います。

Q: 最近、ブラジルとラスベガスで強いパフォーマンスを見せましたが、カタールとアブダビでの目標は?

角田: 一貫性を保つことが重要です。ポイントを獲得し続けて、チームがランキングで上位に食い込めるよう力を尽くしたいです。

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Q: サンパウロで日本人ドライバーとして2012年の小林可夢偉以来最高の予選順位となりました。その感想は?

角田: 本当に素晴らしい瞬間でした!自分の可能性を再確認できた気がします。でも、まださらに高みを目指せると信じていますし、それを証明したいです。

Q: 将来の目標を教えてください。5年後、10年後にはどこにいたいですか?

角田: 5年後にはF1ワールドチャンピオンになっていたいですね。そして10年後も変わらず、ワールドチャンピオンとして記録を残したいです。

Q: レッドブルがマックス・フェルスタッペンのチームメイトにあなたを選ぶべき理由は?

角田: 今シーズンの結果がその理由を物語っていると思います。チームに貢献できることを示してきましたし、期待を超え、チームをさらに前進させられる自信があります。

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Q: ホンダからのサポートについてはどう思いますか?

角田: ホンダは僕のキャリアの中で常に大きな存在でした。これまで多くのサポートをいただき、今も状況を尊重してくれています。2026年にレッドブルがフォードエンジンに切り替わる中で先行きは不透明ですが、ホンダには本当に感謝しています。

Q: 料理好きとして知られていますが、将来的にレストランを開きたいと思っていますか?

角田: 確かに興味はありますが、今はレースに集中しています。将来、時間ができたらその夢に挑戦したいですね。

Q: ゴードン・ラムゼイと一緒に料理をする機会があれば?

角田: それは最高ですね!キッチンで新しいスキルを学ぶのはいつでも楽しみです。

シーズン残り1戦、角田裕毅は自身とチームのために力強いフィニッシュを目指している。2025年にレッドブル・レーシングのシートを掴むかどうかは未知数だが、この若き日本人ドライバーがF1で偉業を成し遂げる可能性を秘めていることは間違いない。

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