【イギリスGP】角田、メディアデーでのコメント紹介

角田裕毅
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2025年イギリスGPを前に、レッドブルの角田裕毅がメディアの前に立ち、前戦オーストリアGPを含むここ最近の状況や課題について率直に語った。

ヘルメットの新仕様、フィット感に手応え

まず、新たに使用を始めたシューベルト製ヘルメットについて聞かれると、「空力はあまり関係ないですけど、今のF1に合ってるかなと感じています」と答えた。ヘルメットが150g軽くなった点についても「はい」と即答し、その軽量化が明確に感じられている様子だった。

yuki tsunoda

日曜日のパフォーマンスについて

先週末の日曜日のレースについて問われると、「はっきりとしたものは分からないけど、改善できそうな部分はある」とコメント。土曜日の予選ではアタックごとに状況が変わっていたが、「タイヤが溶けるような感覚は、オーストリアに限らず以前から感じていたもの」とし、ロングランでのオーバーヒートは以前からの課題だと認めた。

「予選での問題はある程度分かっています。日曜に抱えている問題はずっと継続しているので、簡単ではないですね」と語る通り、課題は根深い。

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マシンへの適応と「ウィンドウの狭さ」

レッドブルのマシン特有の「ウィンドウの狭さ」について問われると、角田は「同じマシンに5年乗ってから別のチームに行くという経験がないので、今回のケースはまた違う」と語る。また、以前所属していたチームの安定したパッケージに「慣れすぎた」という感覚はないが、「慣れていた」と認める一方で、「そのイメージが残っていても、今の方向性に大きな悪影響は出ていない」との見解を示した。

チーム内の比較と学び

レッドブル本家のマックス・フェルスタッペンとの比較についても話題が及んだ。「彼はこのチームに9年もいて、僕がそのレベルに到達するにはまだまだだけど、そこに行ってから比較できると思う」と謙虚な姿勢を見せつつも、「学ぶことは多い。例えば、フローチ(車の流れ)やブレーキングの違いなど、細かな部分はあるけど、自分の方が速いところもある」と自信ものぞかせた。

yuki tsunoda

苦戦の中で見える手応えとチームのサポート

最近の結果が伴っていないことについて、「結果だけ見る人にとっては低迷しているように見えるかもしれないが、個人的にはギャップは感じていない」とコメント。「レースごとに全く違う状況だし、過去のレースを気にしすぎず、自分のフィーリングを信じて走っている」と語った。

チームのサポートについても、「言葉というよりは、実際の行動でサポートを感じる」とし、「僕のリクエストにも耳を傾けてくれるようになっている」と、チームとの関係性に手応えを感じているようだ。「オーストリアでもそうだったし、今回もそれは感じている」と明言した。

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オーバーテイクとクラッシュ、そして謝罪の理由

前回のオーストリアGPでは、オーバーテイクを試みた際の接触が話題となったが、それについては「クルマがかなり難しかった中で、もう少し違うタイミングで仕掛けられたかもしれない」と述べ、「ポイント争いができたかもしれない」という意味での反省だったと明かした。「チームに対しての謝罪というよりは、タイミングの問題です」と冷静に振り返った。2025年イギリスGPを前に、角田裕毅がメディアの前に立ち、前戦オーストリアGPを含むここ最近の状況や課題について率直に語った。

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