マクラーレンF1、ブラウン氏「ピアストリとノリスは自由に戦える」

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マクラーレンのザク・ブラウン氏は、ワールドタイトル争いにおいて両ドライバーに対し「チームからの指示は出さない」と断言した。
2025年F1ドライバーズ・チャンピオンシップ争いにて、シーズン中盤時点で8ポイント差でタイトル主要候補となっているマクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリス。昨シーズンの王者、現在3位のマックス・フェルスタッペンは、ピアストリから69ポイントの差を許している。
オーストリアでの接触寸前の攻防やカナダでのクラッシュなど、チームメイト間に緊張が高まっているにもかかわらず、ブラウンは平等な扱いを維持する意向を改めて表明した。「彼らは自由に戦える」と宣言したブラウン氏は、「たとえそれがチームにとってハイリスクなレースを招くとしても、チーム内競争が重要であること」を強調した。

現在チャンピオンシップで優位な立場に立つマクラーレンは、チームの指示よりも実力主義やスポーツの精神を優先し、ピアストリとノリスの戦いを最後まで見守る選択をした。
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「我々は彼ら自身にやらせている。チャンピオンシップを誰が獲得するかは彼ら次第だ」とブラウンは先日開催された『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード』で語った。
「二人のうちどちらかが勝つことを願っている。タイトル獲得を確実なものにするにはもう少しアドバンテージを広げる必要があると思う」
「しかし、このスポーツにおいては、決して勝利が確実になることはないので、引き続き彼らを戦わせようと思っている。オーストリアは、お互いにクリーンに戦う能力を示す素晴らしいバトルだったと思う」と述べた。
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