【ハンガリーGP金曜日】角田のコメント「グリップが問題」

2025年F1ハンガリーGP金曜日のフリー走行後、角田裕毅はレッドブルのマシンにグリップが不足していることを指摘した。

フリー走行1回目から2回目にかけて多少の改善は見られたものの、マシンのバランスに関しては大きな懸念はないとしながらも、真の問題はグリップの欠如にあると説明。この問題はチームメイトのマックス・フェルスタッペンも同様に抱えており、特にフリー走行2回目で顕著に現れた。

「バランス自体は正直言って主な問題ではない」と角田は語った。「むしろグリップの問題だ。普段期待している感覚が足りない。ただし、少なくともフリー走行1回目から2回目にかけていくつかの前向きなステップを踏めたのは良かった」

改善が見られたにもかかわらず、角田はチームの現在の状況について現実的な見方を示した。「全体的に、チームとして苦戦していたと思う。今週は多くの変更を加えた。マックスと自分のマシン両方から確実に得られるポジティブな要素がある。データを合わせて分析し、見落としている核心的な問題を特定する必要がある」

土曜日の予選を前に、角田は一夜で突破口を見つけることの重要性を強調し、「予選前に必ず何かを見つけなければならない」と話した。

グリップ不足に明らかな苛立ちを見せながらも、角田とフェルスタッペンは土曜日から上位争いに加わることを目指す。角田にとっては、スパでの走りを再現してQ3進出を果たすことが目標となる。

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