キャデラック、F1デビューにボッタスとペレスを起用

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キャデラックは来年、11番目のチームとしてF1に参戦し、そのドライバーラインナップは事前の予想通り、経験豊富なベテラン、バルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスが揃い、グリッドへのカムバックを果たすことになる。

この決定は、CEOのダン・タウリスとチーム代表のグレアム・ロウドンが率いるアメリカの新チームが、チャンピオンシップ参戦にあたって経験を重視していることを示している。しかし、ロウドンによると経験だけが唯一の要因ではなかったとFormula1.comに語っている。

valtteri bottas monza

「もちろん、誰もが分かる通り、私たちはバルテリとチェコの経験を選んだ」とロウドンはFormula1.comに語った。

「ただ、それ以上に心を動かされたのは、彼らが示した熱意だった。私が最も求めていたのはそこだ。熱意はチームをまとめる原動力になる。私たちはゼロから新しい組織をつくっている。そこでは人と人とのつながりが何よりも重要なんだ」

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ブランクを経てのペレス復帰

2024年後にF1から離れたペレスは、メルセデスのテストドライバーとして活動を続けていたボッタスよりも長くパドックから離れている。ロウドンはペレスの準備状況への懸念を一蹴した。

「彼が運転の仕方を忘れるなんてあり得ない」と語るロウドン。「すでにカートでの走行を再開しているし、まもなくシミュレーターにも入る予定だ。さらに実車テストの機会もある。開幕までに完全にスピードを取り戻せると確信している」

拡大するテスト機会が追い風に

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キャデラックはまた、2026年の新規則の下で導入される拡張されたプレシーズンテストの恩恵も受ける。「テスト日数が3倍になる」とロウドンは指摘した。「それもまた両ドライバーが完全に最新の状態になることを確実にする助けとなる」

キャデラックにとって、ボッタスとペレスは合計450回を超えるグランプリ出走以上のものをもたらす。彼らは信頼性、スポーツの要求への慣れ親しみ、そして—ロウドンが強調したように—待望のフォーミュラ1デビュー前に新しいチームを結束させるのに必要なエネルギーをもたらすのである。

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