アストンマーティン、2024年の予算上限に違反したとして有罪判決
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FIA(国際自動車連盟)は、アストンマーティンが2024年のコスト上限規定に違反したことを確認した。ただし、それは純粋に手続き上の違反であると明言した。
同連盟は、F1の10チームすべての会計審査を完了し、そのうち9チームは完全に財務規則を順守していた一方で、アストンマーティンのみが行政上の不備を犯していたことを明らかにした。
イギリスのチームは、期限内に会計書類を提出していたものの、外部監査人の署名という必須の手続きを期限までに取得できなかったとのことだ。この状況はチームの意思に反するものであったとFIAは判断し、アストンマーティンと「認定違反協定(ABA)」を締結することで、スポーツ上の制裁なしにこの件を終結させた。
この声明により、「あるチームが2024年のコスト上限を大幅に超過した」とする根拠のない噂に終止符が打たれた。
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FIAは公式声明の中で次のように述べている。
「提出された報告書類の審査は、7か月間にわたる非常に綿密で集中的なプロセスだった」
また、次のように説明した。
「FIAは、財務規則の複雑さや、チームやパワーユニットメーカーが行った開発活動(およびそれに関連する費用処理)の技術的側面を評価する必要性から、この審査プロセスが特に時間を要したことを確認する。
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すべてのF1チームおよびPU(パワーユニット)メーカーは、要求された情報を提供することで全面的に協力した。
コストキャップ管理局(CCA)は、すべてのF1チームとPUメーカーが、このプロセス全体を通じて常に誠意と協力的な姿勢で行動したことを確認している」
さらにFIAは、5つのエンジンメーカーすべてが昨年の財務規則にも準拠していたことを併せて報告した。
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