メキース代表が語る、レッドブル昇格のハジャーに求めること
2025年シーズンにルーキーながら印象的な活躍を見せたアイザック・ハジャーは、2026年からレッドブルへ昇格することが決まっている。レーシングブルズで経験を積んできたハジャーに対し、レッドブルのチーム代表であるローラン・メキース氏は、「過度な結果を求めることはない」と語った。
ハジャーにとってF1デビュー戦となった昨年のメルボルンは、決して順調なスタートではなかった。ルーキー勢の中では最上位となる予選結果を記録したものの、それを活かすことはできず、フォーメーションラップでクラッシュを喫してしまったのだ。
このレースでは、ハジャーの他にもリアム・ローソン、ガブリエル・ボルトレート、フェルナンド・アロンソ、カルロス・サインツ、ジャック・ドゥーハンがリタイアしており、ミスを犯したのは彼ひとりではなかった。それでも、当時21歳だったハジャーは悔しさを隠さず、感情を露わにした。そして、その姿は多くのファンの共感を呼んだ。

しかし、ハジャーはシーズンを通して何度も雪辱を果たしていく。全24戦中11レースでポイントを獲得し、特に第15戦オランダGPでの3位表彰台は、自身にとって大きなハイライトとなった。
こうした結果を受け、ハジャーのレッドブル昇格が決まったことに、驚きの声はほとんどなかった。来季は4度の世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンと同じチームで戦うことになるが、メキース氏もその難しさについて十分に理解している。
彼は、若きドライバーに非現実的な要求を突きつけるつもりはないという。
「我々が望んでいるのは、彼がこれまでと同じ道を歩み続けることだ。この昇格をゴールだとは考えていない。むしろ、さらなる成長のスタート地点だ」
メキース氏は、ハジャーが今後も強い印象を残し、前向きなサプライズをもたらしてくれると期待を寄せている。ハジャーにとってレッドブルでの新たな挑戦は大きな試練となるが、チームは長期的な視点でその成長を見守る構えだ。
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