ステラ代表が明かす、マクラーレン躍進の理由
2023年、マクラーレンはコンストラクターズチャンピオンシップを4位で終えたが、そのわずか1年後、チームはワールドチャンピオンの座を手にしている。アンドレア・ステラ代表が、この劇的な躍進を支えた要因について語った。
昨シーズン、マクラーレンはシーズン終了を待つことなく、残り6戦を残した段階でコンストラクターズの総合優勝を決めた。前年の最終戦で獲得したタイトルを見事に防衛し、2023年から続く上昇基調が一過性のものではなかったことを証明した。
この成功について、ステラ氏は2025年シーズン最終戦後のインタビューで、「決して偶然ではない」と強調している。
「こうした成果は、チーム全体の積み重ねによるものだ。ただし、今回は特に技術部門の働きを強調したいと思う」

ステラ氏によれば、2023年初頭のマクラーレンは、グリッド上で9番手か10番手程度の競争力しか持っていなかったという。しかし、技術チームはマシンを着実に進化させ、シーズン終盤には最前列を争える一台へと押し上げた。
「その後も段階的な改良を続け、少なくとも2025年前半においては、グリッドで最も強力なマシンへと成長した」
ステラ氏は、「我々は非常に強力な技術チームを擁している」と断言する。なかでも、空力技術責任者のピーター・プロドロモウ、チーフデザイナーのロブ・マーシャル、エンジニアリング責任者のニール・ホールディ、デザインディレクターのマーク・インガム、ジュゼッペ・ペッシ、そしてパフォーマンスディレクターのマーク・テンプルの貢献が大きかったと名前を挙げた。
現在のマクラーレンの技術部門は、ステラ氏自身が26年にわたりF1に携わってきた中でも、最強クラスだという。
包括的なレギュレーション変更を前に、彼が来季に向けて楽観的な理由は明確だ。チームをトップへと導いた仕事の進め方や基準が、今も変わらず維持されているからである。
「だからこそ、我々は2026年シーズンに向けて自信を持っているのだ」
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