【ブラジルGP】ガスリーは「ベストレース」と称える一方でオコンは 「十分ではなかった」と評価
ブラジルGPでアルピーヌのドライバー2人は対照的な運命をたどった。ピエール・ガスリーは15番手スタートから7位まで順位を上げ、力強い走りを見せた一方で、エステバン・オコンは10位でフィニッシュしポイントを獲得したがそれほど喜びに浸ってはいなかった。
ガスリーは2度の好スタートでトップ10に入り、そこから2ストップ作戦を完璧にこなし、メルセデスのルイス・ハミルトンをパスして7位に入った。カルロス・サインツを追いかけるには時間が足りなかったが、メルセデスやフェラーリ勢に混じって走ったことが彼の午後のハイライトだったことは明らかだ。
「信じられないようなレースだったし、今週末のチームとしての仕事にとても満足している。」
「予選では、レースの可能性を高めるために、あえてクルマのセットアップを少し妥協することにしたんだ。」
「15番手から8つポジションを上げ、カルロスやメルセデス、アストンマーティンとの集団にしばらく入ることができた。タイヤマネジメント、ピットストップ、戦略が良かった。エステバンが10番手、僕が7番手と、チーム全体として力強いレースができた。
がスリーの喜びは理解できるが、オコンはそれほどでもなかったようだ。
「スタートでクラッチに問題があったんだ。」
「その後、昨日と同じようにデグラデーションがすごく高くて、僕たちは周りのクルマよりも苦戦しているように見えた。」
「3ストップでレースを進めなければならなかった。」
「小さな収穫はあったけれど、十分とは言えないよ。」
オコンのフラストレーションがあったとはいえ、ダブルポイントはチームとしては良い結果で、両ドライバーともチームオーダーを尊重した。
「チームとの理解やコミュニケーション、一緒に仕事をする方法は、毎週末良くなっていると思う」とガスリーは締めくくった。
「だからチームとして強くなっているように感じるし、とてもポジティブなことだ。来シーズンはより強力なパッケージで、さらに強い結果を目指したいね。」
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