【ラスベガスGP】ハミルトンとペレス、2位争いがピークへ
数レース前にレッドブルのマックス・フェルスタッペンが2023年ワールドチャンピオンに決定した一方で、次点が誰になるかという問題で、ルイス・ハミルトンとセルジオ・ペレスの2人のドライバーが争っている。
現在ランキング2位のペレスと3位ハミルトンの差は32ポイントに開いており、今週末のラスベガスGPと来週末のアブダビGPで熾烈な2位争いが繰り広げられる。
水曜日のラスベガスでの記者会見で、ペレスと並んで2位争いについて質問されたハミルトンは微笑んで 『立ち向かうよ』と答えた。
また、真剣な表情で次のようにもコメントした。
「正直なところ、ポイントが離れすぎている。僕がランキング2位になるには、基本的に彼が残り2回のレースで大失敗してくれないといけないし、僕は2番手でなければならない。でも僕にとっては、正直にいうと、2位でも3位でも変わらないんだ。」
「マシンのことを考えれば、僕たちは素晴らしい1年を過ごしたと思う。コンストラクターズで2位争いをし、おそらくこの時代で最も支配的なマシンに近づけるとは思ってもみなかった。」
前回のブラジルGPではハミルトンに4つ差をつけて4位でフィニッシュしたペレスだが、今季を有終の美で締めくくり、レッドブルに史上初のワン・ツー・フィニッシュをもたらすという強い意気込みでレースに臨む。
「以前と何も変わらないと思う。」
「自分たちのするべき仕事をし、次の2つの週末を最大限に生かすだけだ。」
「もちろん最初のチャンスだから、ワン・ツー・フィニッシュをここで確定させれれば嬉しいよ。でも、それ以外では、シーズンを力強く終えることに集中することのほうが重要だと思う」。
ドライバーズランキング2位争いに加え、現在コンストラクターズランキングではメルセデスがフェラーリに20ポイントの差をつけている。
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