【ラスベガスGP】ハミルトン「かなりひどい予選」Q2敗退の理由を説明
メルセデスのルイス・ハミルトンはラスベガスGP予選Q2で敗退し、11番手となった。
Q2はハミルトンにとって厳しいものとなった。ハミルトンはチーム無線で「速く走ることができなかった」と報告した。
一方、ピエール・ガスリー、バルテリ・ボッタス、アレックス・アルボンとローガン・サージェントはトップ10入りを果たした。
セッション終了後、メディアの取材に応じたハミルトンは、予選の結果を尋ねられ、次のように答えた。
「かなりひどかったけど、それが現実だ。ただ、グリップがなかったんだ。セッションを通してタイヤが機能していなかったと思う。ずっと抱えていた問題だから、理想的とは言えないよ」
カルロス・サインツが10グリッド降格ペナルティを受けるため、10番グリッドからのスタートとなりそうだが、ハミルトンはレースではペースが改善されることを期待しているようだ。
「多くの人がそうであったように、僕たちもデグラデーションとグレイニングが多い状態で週末をスタートした。」
「ラバーが効いている感じはあまりない。コースではどんどん速くなっていったが、それほど急なスピードという感じではない。他の人たちは僕たちよりももっと速く走れていたね。」
ハミルトンのチームメイトであるジョージ・ラッセルはQ3、4番手に終わった。3番手のマックス・フェルスタッペンとは100分の1秒差だった。
ラッセルはセッション後、「予選にはとても満足している。今日はフェラーリがみんなより一歩リードしていたけれど、4番手というポジションは、自分のパフォーマンスを最大限に生かせたからだと思う。3番手のマックスに近いタイムを記録して4番手だけど、カルロスのペナルティで明日は3番手スタートだし、いいスタートが切れる位置だと思う。」とコメントした。
シャルル・ルクレールがポールポジションを獲得したことで、ラッセルは土曜夜の決勝レースでのフェラーリの活躍を予想している。
「とてもトリッキーなレースになるだろう。」
「フェラーリは予選でもレースペースでも一歩リードしているから、明日はシャルルがうまく走ると予想している。彼に戦いを挑むためにベストを尽くすつもりだが、今の僕たちには、このタイヤをどう使いこなすか、まだ少し理解不足なところがある。」
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