リカルド「屈辱的なペース」、ラスベガスでの週末を悔やむ
アルファタウリのダニエル・リカルドはラスベガスGPで”苦しい”週末を過ごし、アルファタウリが他のライバルたちに比べて”屈辱的”なペースだった理由を説明した。
リカルドはレースを14番手でスタート、フィニッシュした。レース後、リカルドはチームにとってうまくいかなかった点と、スピード不足の理由を明かした。
「もう少しペースが上がると思っていたんだけどね。」
「レースを迎えるにあたって、僕は間違いなく楽観的だった。今週末、僕たちが苦しむであろうことは分かっていたからね。」
「スタートが難しいのは分かっていたけれど、すべてが落ち着いたらリズムをつかんで、もう少しペースを見せられるような気がしていたんだ。でもそうではなかったし、すべてのリスタートで、ウォームアップで他のドライバー達よりも苦しんだと思う。」
「ターン3のアウト側で抜かれてしまった。アウト側は本当に滑りやすいし、彼らはグリップも僕たちより高いから、”あーあ”という感じだった。かなり屈辱的だったよ。正直、何もできなかった。」
「一方では、僕らが持っていたものを何も活かせなかったということもある。でも明らかに、その原因が何なのかを突き止める必要がある。
「ちょっと苦しい週末だった。確かに路面特有のものだと思うが、それをないがしろにすることはできない。アブダビに向けて前に進まなければならないけど、レース後の調査や分析も必要だ。次回のためにやるべきことがある。」
アブダビではマシンが良くなっているかと尋ねられたリカルドはこう答えた。
「そうだね。そうであってほしい。ミディアムダウンフォースのサーキットだからね。」
「でも、とりあえず今は休んで、次の2日間で回復して、最終戦へと向かうよ。今夜、もしいい結果が出ていたとしても、クラブに行くことはないだろう。みんなかなり疲れていると思うし、今は来週に目を向けている。」
また、チームメイトの角田裕毅もリカルドと同様に苦戦を強いられた。
その理由について角田は次のように語った。
「ギアボックスかエンジンのどちらかだと思うけど、わからない。エンジンでないことを祈るよ。シーズンを通して、そして正直昨年からずっと不運が続いている。エンジンでないことを本当に祈っているよ。」
今回レースを振り返った角田は、「マシンのセットアップに関しては、予選から少しギャンブルしていた。最終的にはうまくいかなかったけど、チャレンジしてよかったと思う。」とコメントした。
「ここでのペースが本当に悪いことはわかっていた。最終的にはうまくいかなかったけど、チャレンジしたことに関しては良かったと思うし、僕たちには何かを賭ける必要があったんだ。」
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