ハミルトン、シーズン最終戦は「想像する限り最悪」だったと認める
メルセデスのルイス・ハミルトンはアブダビGP決勝レースでトップから1分差のポイント圏最後尾に沈んだことについて、率直に評価した。
ハミルトンはヤス・マリーナ・サーキットで行われたシーズンを締めくくる週末を通してペースに苦しみ、チームメイトのジョージ・ラッセルが表彰台に立つ中、Q2敗退後の11番手スタートからわずか2つ順位を上げただけだった。
ハミルトンとラッセルがポイントを獲得したことで、メルセデスはフェラーリを抑えてコンストラクターズランキング2位に浮上したが、メルセデスは10年以上ぶりにグランプリで勝利することができず、ハミルトン自身も2シーズン勝利から遠ざかっている。
7度のワールドチャンピオンに輝いたハミルトンはシーズン最終戦を振り返ってこう語った。「かなり、かなり悪いよ。最悪と言っていい。」
「ただただ遅かったんだ。11位でスタートして9位でフィニッシュするまで、マシンと格闘していただけで、それ以上のことは言えない。起こったことに対して後悔してもしょうがないから、今はただ未来に向けて集中するだけだ。」
Sky Sportsのインタビューで、2023年から何を得て来季に役立てられるかと尋ねられた彼は、次のように答えた。
「あまりない。全般的にいい年ではなかったから、得られるものも多くはないね。しいて言えば、生き残ったという事実、おそらくそれくらいだろう。」
ハミルトンはまた、マックス・フェルスタッペンとレッドブルが比較的開発が足りていなかったにもかかわらずシーズン最終戦で大差をつけたことを指摘している。
「現時点では、どうなるか本当にわからない。」彼は言った。「彼らは8月からマシンを開発していなかったこと、それにもかかわらず最終的に17秒差でレッドブルが勝利したことは、間違いなく懸念材料だ。」
「僕たちはマシンについて多くを学んだし、あとはチーム次第だ。彼らは自分たちが何をすべきかを理解している。」
シーズン序盤に6回の表彰台を獲得したハミルトンは、レッドブルのフェルスタッペン、ペレスに次ぐドライバーズランキング3位となり、チームメイトのラッセルから59ポイント、5ポジション前方となった。
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