RB、2024年マシンをラスベガスで公開
新生チームRBは、ラスベガスで開催された華やかなローンチ・イベントで、2024年への挑戦者となるVCARB 01を発表した。
アルファタウリからRBへ
ファエンツァを本拠地とするRBは、昨シーズンをもってアルファタウリ時代を終え、2024年に向けてすべてを刷新した。
アルファタウリのデザインはダークブルーとホワイトが主体だったが、新生RBはスパークリングブルーとホワイトのカラーリングを採用。
ラスベガスで開催された華やかな発表会では、VCARB 01が主役となり、ピーター・バイエル新CEOとローラン・メキース新チーム代表が出席した。
シンガーソングライターのケンドリック・ラマーや、数々の賞を受賞しているラッパーでレコード・プロデューサーのベイビー・キームによるエンターテインメントも行われた。
また、リカルド、角田とともにステージに登場したのは、今年からF1アカデミーでチームカラーを背負うことになったアムナ・アルクバイシだ。
お馴染みのドライバーと新たなリーダーシップ
もちろん、RBにとって新鮮なのはマシンだけではない。長年にわたってチームを率いてきたフランツ・トストの退任に伴い、メキース新チーム代表が指揮を執ることになったのだ。
また、今シーズンを前に、経験豊富なテクニカル・スタッフとトラックサイド・スタッフが3人加入した。
そのうちのひとり、アラン・パーメインは昨シーズン途中にスポーツ・ディレクターとしてアルピーヌを去り、レーシングディレクターに就任する。また、ティム・ゴスは10月からチーフテクニカルオフィサーに就任し、ギヨーム・カッテラーニはテクニカルディレクターのジョディ・エギントンの直属の副テクニカルディレクターとしてチームに加わった。
RBにとってお馴染みのドライバーコンビは、リカルドと角田。
昨年はコンストラクターズで8位入賞を果たしたアルファタウリだけに、2人は今季のさらなる成功を願っているはずだ。特にリカルドは、2023年にF1グリッドから遠ざかり、夏休み明けに手の骨折で劇的な復帰を果たしただけに、よりスムーズなシーズンを望んでいることだろう。
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