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アストンマーティンとレッドブル、衝撃の“サイドポッド”を披露

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アストンマーティンとレッドブル、衝撃の“サイドポッド"を披露

2026年型F1マシンの全貌が明らかになり始める中、空力トレンドの主役に躍り出たのはレッドブルとアストンマーティンだった。極限まで削ぎ落とされたサイドポッド、そしてエイドリアン・ニューウェイ氏による“次の一手”。バルセロナでのテストで示された両チームのアプローチは、パドックに大きな衝撃を与えている。

最初にライバルたちを驚かせたのは、レッドブルだった。

「どうしてここまでサイドポッドを小さくできるのか?」

そう首をかしげる声が上がっていた矢先、さらに大きな衝撃が走る。ニューウェイ氏が、アストンマーティンのために“とっておき”のマシンを用意してきたのだ。

カタロニア・サーキットで行われている5日間テストでは、メルセデスが信頼性とスピードの両面で安定した印象を残している。しかし、それ以上にライバルの度肝を抜く存在となっているのが、レッドブルとアストンマーティンだ。

マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーがドライブする「RB22」は、サイドポッドの容積を大幅に削減。リアに向かって強く絞り込まれたいわゆる“コークボトル形状”によって、可能な限り大きなダウンフォースを引き出そうとしている。

レッドブルはラジエーターや熱交換器を極めて巧妙に配置することに成功したと見られ、その結果、空力設計に大きな自由度をもたらしている。ドライバー頭上のエアインテークも、姉妹チームであるレーシングブルズより小型化されており、ここでも明確に異なる思想が示されている。

RB22のサイドポッドは、2022年シーズンのメルセデス「W13」が採用した“ゼロポッド”を想起させる。ただし、当時このコンセプトはシルバーアローにとって成功とは言えなかった。

そして、1月29日の夜、次なる空力の“爆弾”が投下される。天才ニューウェイ氏の手によるアストンマーティン「AMR26」が、初めてコースに姿を現したのだ。

フェルナンド・アロンソとランス・ストロールがドライブするこのマシンには、サイドポッドに極めて異例のソリューションが採用されており、その構成は他チームの車両とは一線を画している。

サイドポッドは息をのむほどコンパクトで、幅は極端に狭く、全長も短い。エアインテークは最小限に抑えられ、深くえぐられたアンダーカットが特徴的だ。その異様な造形を前に、ライバルたちからは「ニューウェイは、ホンダと一緒にどうやってこれを実現したのか?」という声が上がった。

エアインテークは、フェラーリと同様に三角形を採用。さらに、エアボックスの左右には、小型の追加ウイングが設けられている。

エンジンカバーの排気口は比較的前方に配置され、垂直に立つフィンはひときわ存在感を放っている。リアエンドは極めてクリーンで、フロント及びリアに採用されたスラストストラット式サスペンションの要素配置も、空力性能の最適化を最優先に考え抜かれたものだ。

ニューウェイ氏は、今回もまた独自の道を選んだ。しかし、その選択がストップウォッチ上でどれほどの価値を持つのか、その答えはバーレーンで明らかになるだろう。

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