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ホーナー氏のF1復帰構想「まだやり残したことがある」

Christian Horner ホーナー氏のF1復帰構想

昨年、クリスチャン・ホーナー氏は、20年にわたって率いてきたレッドブルのチーム代表職を退任した。F1史上最も長くチーム代表を務めた人物のひとりであるホーナー氏は、将来的な復帰の可能性を視野に入れつつ、「まだやり残したことがある」と語っている。

2025年7月9日、ホーナー氏のレッドブルでの時代は幕を閉じた。後任にはフランス人のローラン・メキース氏が就任している。

退任後、ホーナー氏の去就をめぐる憶測は絶えない。イタリアでは、フェラーリがフレデリック・バスール氏の後任としてホーナー氏を招くのではないかとの噂が浮上。一方、イギリスではアストンマーティンが起用を検討しているとの報道もあったが、これについては同チームのローレンス・ストロール会長が否定している。

さらに、ホーナー氏が投資家グループの一員としてアルピーヌの株式取得に関与する可能性も取り沙汰されており、アルピーヌ側もその点を認めている。

こうした憶測が飛び交う中、ホーナー氏本人は沈黙を守ってきた。しかし、ダブリンで開催されたヨーロピアン・モーターショーの場で、ついに自らの胸中を明かした。

「F1には、まだやり残したことがあると感じている。自分が望んだ形で終わったわけではない」

一方で、復帰に対しては明確な条件を設けている。

「どんな条件でも戻るというわけではない。勝てる状況でなければ復帰しない。何かを成し遂げるべき仕事がある場合にのみ、パドックへ戻りたい。私はこのスポーツが恋しいし、人々が恋しいし、自分が築き上げたチームも恋しい」

さらに、これまでのキャリアを振り返りながら、次のようにも語った。

「F1で21年間という素晴らしい時間を過ごした。多くのレースとタイトルを獲得し、素晴らしいドライバーやエンジニア、パートナーと仕事をすることができた」

ただし、復帰は義務ではないとも強調する。

「必ずしも復帰する必要はない。このままキャリアを終えることもできる。だからこそ、勝利を目指し、自分と同じ価値観を共有できる環境で働ける“正しい機会”がある場合にのみ戻りたい」

「できれば単なる従業員ではなく、共同オーナーという立場が望ましい。ただ、どうなるかはこれからだ。私は急いでいないし、何かをしなければならない状況でもない」

最後に、さまざまな噂についてこう締めくくっている。

「最後尾のチームから中団、トップチームに至るまで、ほぼすべてのチームと結びつけて報じられてきた。それだけ注目されているのは光栄なことだ。ただ、現実として、少なくとも春までは何も動くことはできない」

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