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ハミルトンがFIAに苦言「ドライバーには発言権がない」

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lewis hamilton ferrari ハミルトンがFIAに苦言

フェラーリのルイス・ハミルトンが、新世代パワーユニットを巡る議論に対し不信感をにじませた。マックス・フェルスタッペンをはじめ、多くのドライバーが懸念を表明する中、その問題意識はさらに広がりを見せているようだ。

2026年型パワーユニットの特性は、レース展開にも変化をもたらし始めている。エネルギー回収時にはマシンの速度が大きく低下し、まるでハンドブレーキを引いたかのような挙動となることで、容易なオーバーテイクを招く場面が見られる。フェルスタッペンはこれについて、「もはやドライバーズ選手権ではなく、バッテリーマネジメント選手権だ」と不満を口にしている。

そして、この速度差は安全面にも影響を及ぼしている。日本GPでは、オリバー・ベアマンが減速中のフランコ・コラピントを回避しようとしてクラッシュし、約50Gの衝撃を伴う大事故となった。

カルロス・サインツもこの状況に警鐘を鳴らし、「重大な事故が起きるのは時間の問題だ」と語っている。

現在、ドライバーたちはFIAとの対話を通じて改善を求めており、統括団体側も提案にはオープンな姿勢を示している。しかし、ハミルトンはそのプロセス自体に懐疑的だ。

「正直、こうした話し合いにはあまり期待していない。もちろん改善を望んでいるが、実現するとは思えない。

関係者が多すぎて、結局いい結果にならないことが多い。ドライバーには発言権がない。意思決定の場に関わっていないし、影響力も全くない」

また、パフォーマンス面についても言及し、特にメルセデスとの差に疑問を呈した。

「僕らはメルセデスに大きく後れを取っている。その理由はわからない。なぜあれほど大きなパワーを引き出せているのか、いずれ解明したい」

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