ラッセル、体調不良を抱えながらバクーで2位獲得
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メルセデスのジョージ・ラッセルは、アゼルバイジャンGPの週末を通して体調不良に苦しみ、参戦すら危ぶまれていたことを明かした。「シンガポールだったら棄権していた」と語った。
木曜日は体調不良のためメディア対応を欠席。その後も3日間は万全でない状態で走行を続けたが、決勝では見事なパフォーマンスを発揮し、カナダGPでの優勝以来となる2位表彰台を手にした。
「幸い、ここがバクーでよかった」とラッセルはRacingNews365などに語った。
「バクーは精神的にはタフなサーキットだけど、肉体的には比較的楽な部類に入る。今日はだいぶ良くなったけど、金曜と土曜は本当にひどかった。例えばシンガポールみたいなサーキットだったら、正直、金曜の時点で棄権していたと思うし、決勝には出られなかっただろう」
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今回の体調不良については「ここ数年ほとんど病気にならなかった分、一気にきてしまった」と説明し、現在は回復に向かっているという。
もし今回の舞台がシンガポールGPのように肉体的に厳しいコースだった場合、メルセデスはリザーブドライバーのバルテリ・ボッタスを起用する可能性があった。ボッタスはかつてメルセデスでバクー優勝を経験しており、代役としても十分な実績を持っている。
メルセデス代表のトト・ヴォルフも、ラッセルが金曜の朝に出走を迷っていたことを明かす。
「金曜の朝は本当にギリギリの状態で、彼自身も『走れるかわからない』と言っていた。どうにか持ち直したものの、夜を越すごとに症状は悪化していたと思う。それでも走り切り、この結果を残したのは本当に素晴らしい」
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なお、ボッタスは来季からキャデラックF1チームに加入し、セルジオ・ペレスとともにF1へ復帰する予定だ。
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