ラッセル、フェルスタッペンに皮肉「ノルドシュライフェに行けばいい」
2026年から導入された新世代F1マシンをめぐり、ドライバー間でさっそく議論が活発化している。エネルギーマネジメント重視の設計に不満を示したマックス・フェルスタッペンに対し、ライバルたちが次々と応酬。バーレーンでのプレシーズンテストを舞台に、ジョージ・ラッセルも皮肉を交えつつ持論を展開した。
フェルスタッペンは、新世代のマシンについて厳しい見解を示している。
「僕にとってはエネルギーマネジメントの要素が多すぎる。全開で走れる時間があまりに少ない」
この発言に対し、ランド・ノリスは冗談めかしながらも辛辣に応じた。
「気に入らないなら、引退すればいいんじゃない?」
さらに、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われたテストの現場では、ラッセルもこの議論に加わった。
「彼がノルドシュライフェに行くのも大歓迎だよ」
これは、フェルスタッペンが将来的なGTレース参戦への関心を示していることを踏まえた、軽妙な皮肉だ。
ラッセルは次のように語っている。
「僕はまず物事にチャンスを与えるタイプだ。新しいレギュレーションで走ったのは、まだたった3日間だけ。そして、この規則は3年間続く。最初の数ヶ月でどのチームも大きく進歩するはずだ。もう少し時間を与える必要がある」
「忘れてはいけないのは、僕たちはとても恵まれた立場にいるということ。F1を走れるのは世界でたった22人しかいない。でも、ドライバーというのは少し文句を言うのが好きなんだと思う」
さらに、フェルスタッペンの発言を念頭にこう続けた。
「僕個人としては、ただ勝ちたいだけだ。最近たくさん勝っているドライバーほど、“最高に楽しいクルマ”を求めるのかもしれない。だからこそ、彼がノルドシュライフェに挑戦するのも自由だと思うよ」
そして、ドライバーの理想とレースの魅力が必ずしも一致しない現実にも言及した。
「ドライバーが最も楽しいと感じるクルマが、必ずしも最高のレースを生むとは限らない。すべての条件を満たすことはできないんだ。僕たちは最速で最高のマシン、そして最もエキサイティングなモータースポーツを望んでいる。でも、それをどうやって実現するのかは簡単じゃない」
「レーシングファンとしては、もちろんV10やV8の自然吸気エンジンを一番望んでいる。でも、NetflixをきっかけにF1を知った新しいファンは、また違う価値観を持っているかもしれない。スタンドで会話を楽しみながら観戦したい人もいるだろう。正直、どうすれば全員を満足させられるのか、僕にもわからないよ」
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