アストンマーティン、日本GP完走で見えた成果と課題
アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが日本GPで完走を果たし、チームは信頼性の面で確かな前進を示した。テクニカルパートナーであるホンダにとってもホームレースとなる一戦で、今後の開発に向けた貴重なデータを得る結果となった。

レース後、アロンソは次のように語っている。
「今回の鈴鹿で完走できたことは、チームにとって明確な前進であり、週末のポジティブな要素だ。ペースは十分ではなかったが、多くの周回を重ね、ランス(ストロール)とレースができたことは有意義だった。今後はシルバーストンとサクラの両拠点でデータを分析し、マイアミに向けて開発を進めていく」
一方、ランス・ストロールはレース中のトラブルによりリタイアとなった。
「今日は競争力がなく後方での戦いになったが、レース自体は楽しめていた。鈴鹿は走っていて楽しいサーキットなので、完走できなかったのは残念だ。ICEの水圧トラブルの可能性があるが、まだ調査が必要だ。改善すべき点は多く、スピードを大幅に向上させる必要がある」

また、チーフ・トラックサイド・オフィサーのマイク・クラック氏も、完走の意義を強調した。
「今日の目標はレース距離を完走することだったが、フェルナンドが18位でそれを達成した。これは、チームとテクニカルパートナーであるホンダにとって、ホームレースでの重要な瞬間だ。
信頼性が向上していることは示せたが、ランスのマシンに発生したICEの水圧トラブル(30周目)は、まだ解決すべき課題が山積していることを示している。また、マシンのパフォーマンスが目指すレベルに達していないことも明らかであり、改善に向けて努力を続ける必要がある
今日のレースで、決意と闘志を見せてくれたドライバーたちに感謝したい」
今回の日本GPは、アストンマーティンにとって信頼性向上という収穫を得た一戦となった。今後はこのデータをもとに課題解決を進め、次戦マイアミでのパフォーマンス改善が期待される。
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