ハミルトン、メルセデスへの最後のラジオメッセージ
ルイス・ハミルトンは、アブダビGPでメルセデスのドライバーとして走った最後のグランプリ後、感情のこもったメッセージをチームラジオで送った。
この瞬間は、ルイス・ハミルトンとメルセデスとの12年におよぶ協力関係の終わりを意味する。
グリッド16番手からスタートしたハミルトンは、印象的な追い上げを見せ、4位でレースを終えた。チームメイトのジョージ・ラッセルを最終周で抜いた最後のオーバーテイクは、彼のモチベーションと才能が衰えていないことを示した。
ハミルトンとメルセデスのパートナーシップは終わり、予想通り、ハミルトンとチーム間で感情的なチームラジオが交わされた。
ハミルトンの感動的なチームラジオ
ピーター・ボニントン「言っておかなきゃならない、相棒。一緒に仕事ができて本当に素晴らしかったよ」
トト・ヴォルフ「ルイス(ハミルトン)、あれはワールドチャンピオンの走りだったよ。本当に素晴らしい走りだった。信じられない」
ルイス・ハミルトン「ありがとう、トト(ヴォルフ)。とても楽しかった」
ボニントン「素晴らしい、今日は素晴らしい仕事をしたよ、相棒。本当に最後まで素晴らしかった」
ハミルトン「そうだね、ボノ(ピーター・ボニントン)。僕たちは一人で夢を見て、一緒に信じた。そして、チームとして、誰もできないようなことを成し遂げた。みんなの勇気、決意、情熱に感謝する。僕を見て、支えてくれて、本当にありがとう。信仰の行為として始まったものが、歴史の本に載る旅に変わった。僕たちは一緒にすべてを成し遂げた。そして、ここにいる人もファクトリーにいる人も含めて、みんなに心から感謝している。心からの幸運を祈っている」
ボニントン「ありがとう、ルイス。そう、本当に驚くべき旅路だった。君の人生のこの章に参加できて本当に感謝している。次の旅路の幸運を祈っているよ」
ハミルトン「みんな、本当に、本当に大好きだよ」
ヴォルフ「私たちも君が大好きだよ。これからも君はいつもここの家族の一員だ。そして、もし私たちが勝てないなら、君に勝ってほしい」
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