フェルスタッペン、モンツァ最速記録でポール獲得

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レッドブルのマックス・フェルスタッペンがイタリアGPの予選でポールポジションを獲得した。記録したタイムはF1史上最速となるもので、圧巻の走りを披露した。

フェルスタッペンはマクラーレンのランド・ノリスを0.1秒弱抑えてトップに立ち、2人がモンツァのフロントローを独占。3番手にはオスカー・ピアストリが入り、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが続いた。なおハミルトンは、前戦ザントフォールトでのペナルティにより10番グリッドからのスタートとなる。

一方、アイザック・ハジャーにとっては厳しい予選となった。前戦オランダGPでF1初表彰台を獲得したばかりだが、今回はキャリア初のQ1敗退。16番手にとどまり、さらにエンジン交換によりピットレーンスタートが決定。

Q1ではメルセデスがミディアムタイヤを選択する異なる戦略を取り、序盤はルクレールとハミルトンが上位に。そこへノリスとピアストリが速さを見せ、フェルスタッペンもすぐにタイムを更新した。路面の改善で各車が次々とタイムを縮める中、ラッセルが一時トップに浮上し、サインツやアロンソも加わる展開に。しかし、ローソンやアルボンを含む数人のドライバーがトラックリミット違反でタイム抹消となった。

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Q2は、ハジャーのコースアウトで飛び散ったグラベルを片付けるために開始にやや遅れが見られた。再開後、フェルスタッペンが1分19秒140でトップに立ち、ラッセルとボルトレーロが続く。ピアストリが3番手に入り、ノリスは1回目のタイムをトラックリミット違反で失う波乱。プレッシャーの中で再度アタックし、なんとかQ3進出を決めたが、代わってベアマンが脱落。好調が期待されたウィリアムズ勢もサインツ、アルボンとともにトップ10進出を逃した。

迎えたQ3では、フェルスタッペンが1分18秒台に入れる圧倒的なアタックで暫定ポールを確保。ピアストリはフェラーリ勢の間に割って入り2番手につけ、ルクレールは4番手にとどまりまった。ノリスは7番手に甘んじ、ラッセルはソフトタイヤに不満を漏らしながら5番手。最後のアタックでルクレールはタイムを更新できず、結局4番手。ハミルトンはその直後につけ、ラッセルとアントネッリのメルセデス勢を上回りった。

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