2022 F1日本グランプリ決勝 フォトレポート

2022 F1日本グランプリ決勝レースは、長いF1の歴史の中でも特にカオスなレースの1つとなりました。雨、赤旗、コース上に出現したトラクターの横をガスリーが高速走行で通りすぎるというショッキングな出来事、そしてマックス・フェルスタッペンがF1年間チャンピオン獲得確定までの混乱など内容盛り沢山な一日でした。ですが、ハーシー・シガはこうしたレースの詳細とは違った角度で、2022 Honda F1日本グランプリ決勝でのドライバーたちの表情をお届けします。


無人のパドック。鈴鹿サーキットの天気は曇りで過ごしやすい気温です。多くのファンがゲートの外で手を振って、F1関係者の到着を出迎えてくれます。

最もスタイリッシュに到着したドライバーはルイス・ハミルトン。ハミルトンは日本好きで知られており、ファンからのサイン依頼にも丁寧に応えていました。日本GP終了後は京都と東京での観光を楽しんでいくそうです。

ダニエル・リカルドやセバスチャン・ベッテルのように多くのドライバーが大きなバッグを持ち込んでいます。2人はレース後にすぐにサーキットを後にしていました。

ドライバーたちに続いて、数多くのVIPや芸能人がパドックに来場し、自撮りやF1関係者との写真撮影を楽しんでいました。人気アイドルグループ「King & Prince」の5人も撮影中です。

村上隆もルイス・ハミルトンのゲストとして来場。

日本のテレビクルーは日本GPを完全密着です。フジテレビの解説者やレポーターが撮影中でした。

もちろん決勝の日曜日はプロモーターの活動も多く開催されています。特にグランプリのメインスポンサーでもあるホンダは多くのイベントを開催し、ゲストを招待していました。角田裕毅とピエール・ガスリーもイベントに参加し、ゲストと楽しそうに交流しています。その中には堂本光一の姿もありました。

他のチームにも多くのゲストが。日本でSUPER GT・SUPER FORMULAのドライバーを務めるサッシャ・フェネストラズ選手と近藤真彦氏はマクラーレンF1チームとランド・ノリスのゲストでした。

セバスチャン・ベッテルの大ファンがF1エクスペリエンスのVIPアクティビティを提供してくれたスポンサーの方に感謝しています。嬉しかったでしょうね。

メルセデスAMG F1チームのジョージ・ラッセル

12時00分からドライバーズパレードが開始。ドライバーがレッドカーペットに到着し、メインスタンドの観衆の前でクラシックカーに乗車します。

クラシックカーは2列に並び、左側の赤い車に角田が、右側のスカイブルーの車にピエール・ガスリーが乗車。

2人ともクラシックカーに記念のサインを。

地元のヒーローでファンから大人気の角田裕毅も楽しそうです。

そして角田の後ろには、角田の小さい頃のヒーローであり、現在はSky Sports UKの解説をしているジェンソン・バトン。

もちろんマックス・フェルスタッペンは日本のファンからも大きな声援をもらっていました。日本GPではレッドブルとアルファタウリの車両にホンダのロゴが掲出されています。

そして突然雨が降り始めます。降り始めは小雨でしたが、時間が経つにつれて雨が強くなっていきます。パレード中のカルロス・サインツも雨粒を感じたのでしょうか。鈴鹿では雨はサインツの味方をしてくれませんでした。

13時30分には全ての車がグリッド位置に。ゲストとメディアも決勝前のセレモニーに参加します。

岸田文雄首相もセレモニーに来場。F1CEOのステファノ・ドメニカリが案内しています。他にもスポーツ庁長官の室伏広治氏など多くの政治家が来場していました。

国歌斉唱は水樹奈々。

北京五輪金メダリストの小林陵侑もF1関係者に混じってレース開始前のグリッドに。

厳しいセキュリティの中、グリッドでは慌ただしく作業が進みます。ここで各チームがレースに向けた準備を完了させます。

スタート時に巻き上げられたコース上の水しぶきです。カルロス・サインツがアクアプレーニングでクラッシュしてリタイアとなり、2周目で赤旗中断となります。

結局、決勝レースはセーフティーカー先導のもとリスタートし、30分ほどのレースとなりました。通常よりも短い周回でのレース終了となりましたが、通常と同様のポイントがトップ10のドライバーに与えられました。そして、シャルル・ルクレールの5秒ペナルティが発表され、マックス・フェルスタッペンが2022年F1年間チャンピオンが確定。ペナルティの発表に驚きを見せた関係者やジャーナリストも散見されました。

角田裕毅には厳しいレースとなりました。13位でのフィニッシュとなりましたが、地元ファンの前でレースできたことは楽しめたようです。

嬉しそうなチャンピオンです。レース後、インタビュー対応中のマックス・フェルスタッペン。

シャルル・ルクレールは5秒ペナルティを受け入れ、マックス・フェルスタッペンを讃えていました。彼のボスであるビノット(来日せず)はFIAの裁定に満足していないかも。

ルクレールのペナルティによりセルジオ・ペレスが2位繰り上げ。レッドブルとホンダにとっては完璧な週末となりました。おめでとう!

最後のテレビインタビューでは、マックス・フェルスタッペンはハーシー・シガ・スポーツ・ジャパンの質問にも答えてくれました。

記念撮影での1ショット。喜んでいるレッドブルファミリーの前にはトロフィーとフェッラーリのシャンパンが並べられています。

2年連続F1年間チャンピオンとなったマックス・フェルスタッペン。今季のF1は残り4レースです。ハーシー・シガ・スポーツ・ジャパンはその内3レースに参加し、日本のF1ファンに現地の様子をレポートする予定です。

お疲れ様でした。ありがとう、鈴鹿!また来年!次戦はオースティンでアメリカGPです!

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