ハミルトン、バルセロナテスト最終日に最速タイムを記録
フェラーリのルイス・ハミルトンは、バルセロナでのテスト最終日に67周を走行し、この日の最速タイムをマーク。7度の世界王者が喜びを語った理由は、単なるトップタイム以上に、充実した内容でテストを終えられた点にあった。
最終日の午後、ハミルトンはチームメイトのシャルル・ルクレールからマシンを引き継いだ。ルクレールは午前中に78周を消化。ハミルトンは残されたセッションで67周を走り、走行距離は約312kmに達した。終盤には1分16秒348を記録し、この日の最速ドライバーとなった。
このタイムは、前日にメルセデスのジョージ・ラッセルが記録していたベストタイムを約0.1秒更新するものだった。テスト終了後、リラックスした表情で取材に応じたハミルトンは、次のように語っている。
「今週は本当に楽しかった。オフシーズンは自分自身もかなりハードに取り組んできたし、チームもテストに向けて多くの変更を加えてくれた。素晴らしい仕事をしてくれたよ」
また、天候に翻弄されたテスト初日についても言及した。
「火曜日は天候に恵まれず、少し変則的なスタートだった。路面は一日中ウェットで、通常ならあまり望まないコンディションだ。でも、昨年メルボルンでの決勝で、フェラーリとして初めてウェットコンディションを走り、とても厳しい思いをした。だからこそ、今回ここでそうした経験を積めたのは良かったと思う」
ハミルトンは、今回のテスト3日間で合計208周を走行。ルクレールも231周を重ね、フェラーリとして十分な走行距離を確保した。ハミルトンは、この点こそが最大の収穫だと強調する。
「この数日間でどれだけ走れたかを見れば、ファクトリーの皆がどれほど素晴らしい仕事をしてくれたかがわかる。本当に感謝している。大きなトラブルはなかったし、細かい部分で改善すべき点はあるものの、長時間の中断を強いられることもなかった。今後数週間で状況が変わる可能性はあるが、少なくともここでは、とても堅実なテストをこなせたと思う」
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