2025年のレッドブル、新たな勝利は困難とフェルスタッペンが悲観視

4度のワールドチャンピオンであるマックス・フェルスタッペンは、レッドブルが今シーズン新しいレースで勝利を収めることができるかどうかに疑問を抱いている。オランダ人ドライバーは、自身にとって特に残念なパフォーマンスとなったハンガリーグランプリの後、この悲観的な見解を表明した。
ハンガリーでフェルスタッペンは、元チームメイトのリアム・ローソンが駆るレーシング・ブルズに先行を許し、マクラーレンのステアリングを握るランド・ノリスによる勝利を目の当たりにするという屈辱に近い状況を味わった。
フェルスタッペンにとって、継続的な困難は夏休み後の回復への希望をほとんど残していない。オランダメディアに対し、新しい勝利の可能性について「物事が進んでいる様子を見る限り、可能性があるとは思はない。それは明らかだ」と率直に答えた。
今シーズン、スピードを失ったレッドブルは、そのエースドライバーがチャンピオンシップに対して驚くべき冷静な観察を示すのを目撃している。「私はそれについて何もできない。怒ることもできるが、それでは車が速くなるわけではない」2026年シーズンまでレッドブルと契約を結んだフェルスタッペンは、「何もうまくいかない」と認めた。
チームはRB21のパフォーマンス低下を阻む問題の解決に取り組んでいる。「僕たちはたくさんの異なることを試したが、今のところ、何もうまくいっていない」と彼は語った。「もちろん、僕にはいくつかのアイデアがあるが、それについて公に話すことはでない。週末の後にこれを待って分析する必要がある」
スカイスポーツF1に対して、フェルスタッペンは付け加えた。「とても難しい週末だった。グリップは非常に低く、あまり得ることができなかった。説明するのは非常に複雑。残念ながら、何もうまくいかなかった。スパでは、より競争の激しい週末を過ごした。僕たちはマクラーレンレベルではないことを知っている。そして、彼らはまた良い仕事をした」
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