【メキシコGP日曜日レポート】フェルスタッペンの圧倒的な勝利!「信じられないようなシーズンを経験している」

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レッドブルのマックス・フェルスタッペンはメキシコGPでルイス・ハミルトンを抑えてフィニッシュ。圧倒的な勝利を収めた。

フェルスタッペンは3番手からスタートしたが、ポールシッターのルクレールの牽制を受けながら驚異的なスタートを決め、トップでターン1に進入。しかし、同じコーナーでルクレールがスタート直後のセルジオ・ペレスと接触。

ルクレールはルイス・ハミルトンとカルロス・サインツを抑えて2番手につけていたが、途中のターン8でケビン・マグヌッセンがバリアにクラッシュ。マグヌッセンは無事だったが、マシンとバリアにダメージを負ったため赤旗中断。

その後のリスタートではフェルスタッペンがトップをキープし、ハミルトンがルクレールをオーバーテイクして2番手に浮上。ハミルトンはこのポジションをキープし、ルクレールがサインツを抑えて表彰台に上った。

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【2023年メキシコGP決勝 結果・順位】

順位Noドライバーチーム
11マックス・フェルスタッペンレッドブル
244ルイス・ハミルトンメルセデス
316シャルル・ルクレールフェラーリ
455カルロス・サインツフェラーリ
54ランド・ノリスマクラーレン
663ジョージ・ラッセルメルセデス
73ダニエル・リカルドアルファタウリ
881オスカー・ピアストリマクラーレン
923アレクサンダー・アルボンウィリアムズ
1031エステバン・オコンアルピーヌ
1110ピエール・ガスリーアルピーヌ
1222角田裕毅アルファタウリ
1327ニコ・ヒュルケンベルグハース
1477バルテリ・ボッタスアルファロメオ
1524周冠宇アルファロメオ
DNF2ローガン・サージェントウィリアムズ
DNF18ランス・ストロールアストンマーティン
DNF14フェルナンド・アロンソアストンマーティン
DNF20ケビン・マグヌッセンハース
DNF11セルジオ・ペレスレッドブル

ランド・ノリスは17番グリッドから見事な挽回を見せ、レース終盤にジョージ・ラッセルを抜いて5位に浮上。その後、ラッセルはダニエル・リカルドの猛追を抑え、6位でチェッカーを受けた。

オスカー・ピアストリは角田裕毅との接触に耐えて8位でフィニッシュ。また、ウィリアムズのアレックス・アルボンが好調を維持し、エステバン・オコンを抑えて9位でチェッカーを受けた。

ピエール・ガスリーは12位でフィニッシュした角田裕毅を抑えて、チームメイトに並んで11位でチェッカーを受けた。

ストロールと接触し、調査を受けているバルテリ・ボッタスは、チームメイトである周 冠宇の15位を抑えて14位でフィニッシュした。

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ローガン・サージェント、ストロール、マグヌッセン、アロンソ、そしてメキシコのヒーローであるペレスはチェッカーフラッグを受けることが出来なかった。

【出来事】

ルクレールが予選で素晴らしい結果を残し、土曜日のポールポジションを獲得した。しかし、過去10回のポールポジションを勝利に結びつけられなかったルクレールは、11回目のポールポジションを勝利に結びつけることが出来るのだろうか?

マシンからブランケットが降ろされると、各ドライバーがスタートで使用するタイヤが初公開された。大半のドライバーはミディアムを選択したが、アルボンとオコンはハード、ノリスはソフトという大胆な選択をした。

フェルスタッペンはターン1でルクレールやサインツより前に出ることに成功。しかし、ルクレールとペレスが接触し、ペレスとファンにとっては最悪の展開となった。

2台が接触してペレスは宙を舞い、最後尾まで後退。

ペレスはなんとかピットレーンに戻ったものの、ステアリングを叩いて苛立ちを隠すことが出来なかった。レッドブルのメカニックたちはペレスをコースに戻そうと最善を尽くしたが、それは叶わず、ペレスのホームレースは早々に幕を閉じた。

2番手につけていたルクレールはレースを続行することが出来ていたが、破損したフロントウイングのエンドプレートはマシンから外れ、レーシングライン上にあったため、これを取り除くためのバーチャルセーフティカーが要請された。

シグナルが再びグリーンに戻ると、フェルスタッペンはルクレールに2秒のリードを築き、サインツが3番手につけていた。リカルドはハミルトンから4番手争いのプレッシャーを受けていた。

ペレスはマシンを降りてエンジニアと話し、フェルスタッペンがペースを上げていく。メルセデス勢も動き始め、マシンが熱くなっていると訴えていたハミルトンがターン1でリカルドをパスして4番手に浮上。

10周目終了時、角田は14番手からピットイン。ミディアムでレースをスタートしたことを考えると、早めのピットストップだった。

「バランスは最高だよ」とハミルトンが報告、3番手のサインツもDRS圏内に入ってきた。さらに後方では、ガスリーがヒュルケンベルグにプレッシャーをかけていた。

レース終了後に、スチュワードはルクレールが危険な状態で走行していたとして調査を行うことを発表した。その直後、レッドブルはフェルスタッペンをピットインさせ、7番手まで順位を下げた。

22周目、フェルスタッペンは新しいラバーをうまく使い、ラッセルをかわして6番手に浮上。さらに前方ではサインツに1ストップがベストだと告げられ、サインツもその判断に同意。

フェルスタッペンはピアストリをオーバーテイクして5番手、ノリスはアロンソをかわして14番手に浮上した。

ハミルトンはサインツのDRS圏外に落ちたため、メルセデスはアンダーカットする作戦をとり、サインツを引き離しにかかった。フェラーリはサインツのスティントを延長した。

26周目にはマクラーレンは目が離せないチームであることを証明していた。ノリスは11番手、ピアストリはミディアムからハードに履き替えて10番手に浮上した。

その後、フェルスタッペンがサインツを抜き去り、フェラーリはサインツをピットインさせてハードタイヤに交換。サインツはハミルトンから6秒遅れの5番手でコースに復帰したが、タイヤは7周分フレッシュになっていた。

ルクレールはハミルトンの前でピットに戻り、上位陣の中で最後にハードタイヤに履き替えた。

レースが落ち着いた33周目、カメラはターン8でバリアに激しくクラッシュしたハースのマグヌッセンをとらえた。リプレイによると、マグヌッセンはエッジでスピンしてバリアに突っ込み、マシンのリアは炎上していた。赤旗だ。

ドライバーたちはピットレーンに戻り、メカニックたちがそれぞれのマシンを整備。アルボンとオコンはハードタイヤを1セットしか使用しておらず、残り36周で最後までミディアムタイヤで走りきることが出来るのだろうか?

20分のディレイの後、ドライバーたちは再びコースに戻り、スタンディングスタートに備える。ハードタイヤを使い続けるドライバーもいれば、ミディアムタイヤを履くドライバーもいた。

ラッセルとリカルドがわずかに接触。

ハミルトンはルクレールの真後ろにつけ、DRSの圏内に入ってターン1へ。そのすぐ後方ではリカルドとピアストリが6番手を争っていた。

40周目、ついにハミルトンがターン1の下り坂でルクレールに襲いかかった。

「このタイヤでこの距離は長い」とハミルトンは苦言を呈し、43周目終了時点でトップのフェルスタッペンから4秒以上の遅れをとっていた。その後方ではアルファタウリが絶好調で、角田が7番手をピアストリと争っている。

「5周後にはミディアムよりハードのほうが速くなると思う」とルクレールのエンジニアの無線が入る。ハミルトンとの差は3秒に縮まったが、残り26周、ルクレールは2番手につけることができるだろうか?

ノリスは持ち前のバトルスピリットを発揮し、アルピーヌのガスリーとオコンを素早くオーバーテイクして11番手に上がると、次の周にはヒュルケンベルグをオーバーテイクして10番手に浮上した。

ラッセルが4番手争いをしているサインツのブレーキングに不満を漏らしていたちょうどそのとき、アロンソがピットに呼ばれ、リタイアとなった。

ピアストリと角田は7番手争いでわずかに接触。スチュワードが調査することになった。

55周目、ノリスは自己ベストタイムを更新してピアストリに1秒差まで迫る。マクラーレンは2人を入れ替え、ノリスが無線でピアストリに感謝の言葉を述べた。その直後、カメラはピットウォールでクリスチャン・ホーナーに慰められるペレスの姿をとらえた。

60周目、ノリスはリカルドの真後ろにつけ、ターン1までのギャップを縮めると、ターン4で元チームメイトであるリカルドのアウト側に回り込んだ。

フェルスタッペンは、この時点でハミルトンに13秒差をつけていた。その後方では、マクラーレンがラッセルに迫るノリスに我慢を促す。

さらにその後方では、今回200戦目のレースとなったヒュルケンベルグがオコンにオーバーテイクを許し、オコンが10番手、ガスリーが11番手に浮上。

ノリスがターン5でラッセルをオーバーテイク。同時にボッタスがストロールをスピンさせ、一時イエローフラッグが提示された。ストロールはピットに戻りリタイヤとなった。

トップに立ったのはフェルスタッペンで、今季16回目の優勝を飾った。ハミルトンが2位、ルクレールがサインツを抑えて3位表彰台に上がり、ノリスは5位でフィニッシュした。

ラッセルはリカルドの追い上げを抑えて6位、ピアストリは8位で続いた。ウィリアムズはアルボンが9位でフィニッシュ。オコンが10位でポイントを獲得。ガスリーは角田とヒュルケンベルグを抑えて11位、ボッタスはチームメイトの周を抑えて14位だった。

サージェントは燃料ポンプのトラブルで最終周にリタイアし、ストロール、アロンソ、マグヌッセン、ペレスとともにここではチェッカーを受けることが出来なかった。

【コメント】

「正直なところ、僕たちは信じられないようなシーズンを経験している」とフェルスタッペンが語った。「3位からのスタートだったけど、マシンのペースはとても良かったと思う。」

「他のみんなとは違う戦略を取ろうとしたけど、残念ながら赤旗でそれを見せることができなかった。それでも、終盤のハードタイヤではとても強かったと思う。」

【次戦】

来週末にはトリプルヘッダーの最終戦がブラジルで開催される。

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