ヒュルケンベルグ「トップチームのシートを得る可能性は低い」

Nico Hulkenberg Suzuka Japan

F1ドライバー市場が1月以降大きく動き、来年に向けて最も有力なシートの一部が空席となっている中、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは、グリッドのトップチームのでシートを獲得する可能性は非常に低いと考えている。

ニコ・ヒュルケンベルグは2010年にウィリアムズでF1キャリアをスタートさせ、その後フォースインディア、ザウバー、ルノーでレギュラードライバーを務めた。
ルノーから解雇された後、ヒュルケンベルグはキャリアを一時中断したが、新型コロナウイルスのパンデミックにより、レーシングポイントとアストンマーティンでF1のステアリングを握るチャンスを得た。
そして2023年、アメリカのチームであるハースがレギュラードライバーとしての機会を与えてくれた。

現在36歳のニコ・ヒュルケンベルグは、ハースとの契約が2024年末に満了する。
2025年に有力チームでシートを獲得する可能性については、それほど幻想を抱いていないようだ。
今週、アストンマーティンがフェルナンド・アロンソとの2年間の契約更新を発表したばかりだ。

「希望は非常に低い。たぶん来世かな」とヒュルケンベルグは、キャリアを終える前にトップチームと契約を結ぶ可能性について、Speedweek紙にそう語った。

ヒュルケンベルグの考えとは裏腹に、今年のドライバー市場はまだ非常に流動的であり、今後数週間のうちに加速する可能性がある。
ヒュルケンベルグは、キャリアの中で何度もこのストレスの多い時期を経験してきたが、現在のチームであるハースでの仕事に集中したいと考えている。

「僕はこのような経験を何度もしてきた。それに気を取られてしまうと、ドライバーとしても、チームにとっても良くない。将来の話とトラックでの仕事を切り離すことが必要だ」と彼は付け加えた。

2024年シーズン開幕以来、ニコ・ヒュルケンベルグは、チームが獲得した4ポイントのうち3ポイントを獲得している。

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