ニュルブルクリンク、F1復帰の噂を否定
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歴史あるドイツのサーキット「ニュルブルクリンク」が、F1カレンダーへの復帰を目指しているという噂を否定した。
ニュルブルクリンクは、1999年から2007年までヨーロッパGPを開催し、その後2009年から2013年まではホッケンハイムと交互にドイツGPを主催してきた。しかし、2020年に「アイフェルグランプリ」として最後のF1レースを開催したのを最後に、カレンダーから姿を消している。このレースは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックによって中止されたレースの代替として開催されたものだった。
F1復帰への壁
2013年以降、ニュルブルクリンクとホッケンハイムのどちらのサーキットもF1カレンダーに復帰しておらず、最新のドイツグランプリは2019年にホッケンハイムで開催されたのが最後となった。F1レースを開催するための多額の費用が大きな障壁となっており、現在のところ両サーキットとも復帰を実現可能とは考えていない。
ニュルブルクリンクの広報担当であるアレクサンダー・ゲルハルトは、スカイスポーツ・ドイツのインタビューで次のように語った。
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「これらの理由から、このプロジェクトは私たちのような民間企業にとって実現不可能だ。このようなレースは大きな損失を生む可能性が高いため、現時点では優先事項とは言えない」
また、彼は「1年以上前の最後の話し合い以降、F1主催者側との具体的な交渉は行われていない」とも付け加えている。
ヨーロッパGPの未来
ベルギーグランプリが2031年まで契約を延長したことを受け、2028年と2030年に空いたカレンダー枠が注目されているが、F1はヨーロッパでのレース数を8つに制限する方針を示している。この制約により、ニュルブルクリンクが選択肢に含まれる可能性は極めて低い状況だ。
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