ノリス、マクラーレンを称賛 オーストリアGP予選でのP4獲得に繋がったアップデート
ランド・ノリスはオーストリアGPでグリッド2列目を確保した後、笑みを浮かべていたが、Q3での挑戦で妥協し、良い結果を逃したと考えている。
ノリスは、アップデートされたマクラーレンで印象的な予選ディスプレイを見せた後、レッドブルリンクで日曜の決勝をマックス・フェルスタッペンのレッドブル、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツのフェラーリに次ぐ4位からスタートする予定だ。
しかし、理想的な最終ラップを実行できていれば、元チームメイトのサインツを抑え、P3を獲得することができたと感じている。だが、厳しいシーズンスタートであったマクラーレンにとっては、今回はのノリスの予選P4獲得は祝うに値する出来事だ。
「本当にうれしい。正直に言うと、ちょっとラップをミスしただけだ。」とノリスは振り返った。
「カルロスを抑えられた、抑えるべきだったとは思うけど。とても満足しているよ。P4 は僕らにとって、優れている結果だと思う。」
「とても楽しかったが、すべてのコーナーでトラックリミット(違反)が発生する可能性があるので、トリッキーだった。コーナーごとにもっとプッシュしたくなるが、同時に非常に注意する必要がある。」
「しかしマシンは非常にうまく機能しており、ここですべての新しい要素を手に入れてくれたチームに多大な感謝を言わなければならない。このアップデートがなかったら、我々はP4にはなれなかっただろう。とても嬉しいし、チームにとっても良いことだ。」
ノリスは、再加工されたフロア、フロアエッジ、サイドポッド、エンジンカバー、ディフューザーを備えた改良型MCL60は、最初のプラクティスでピットレーンを出た瞬間から快適に運転できたと付け加えた。
「マシンを降ろすとすぐに、物事は意図した通りに動いたと感じた。」
「ドライバーとしては、もう少し良いラップを出せていたらよかったと思う。それができたらP3を獲得できただろう。もっと上手くできただろうにと思われるだろうが、私はとても満足している。」
「今朝は限られた走行だったことを考えれば、クルマを理解するには良い仕事ができたと思う。すべてを最大限に活用できたとは言えないが、それは予想範囲内だ。同時に僕はP4を獲得したので、僕らにとって良い日になったと思う。」
雨が降る可能性がある明日のスプリントシュートアウトとスプリントレースのダブルレースについて、ノリスは次のように付け加えた。
「僕らにとっては、ドライでもウェットでも大丈夫だ。私は気にしない。ここでチームが良いパフォーマンスを発揮しているのは明らかだ。」
「予選では、僕たちはレースよりも良い結果を残しているから、明日、あるいは日曜日はどうなるかはわからない。しかし、それは天気次第だ。雨が降ることを祈っているが、乾いていても気にしない。ただ、同じくらいの自信を持てるかは分からないけど。」
ノリスのチームメイトであるオスカー・ピアストリ、オーストラリアのルーキーは、次回のイギリスGPでマクラーレンの新しいパッケージを初めて体験するのを待っているため、予選で13位に終わった。