ラルフ・シューマッハ、ローソンの窮地を語る―「もう戦線離脱寸前」

liam lawson china
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レッドブルF1のリアム・ローソンが厳しい状況に直面している。元F1ドライバーで現在はスカイスポーツで解説をを務めるラルフ・シューマッハは、ニュージーランド出身のリアム・ローソンが既に事実上戦線離脱したも同然だと断言した。

2025年F1チャンピオンシップ開幕わずか2戦目にして、ローソンの将来に暗雲が立ち込めている。最初の2つのレースで、彼はRB21の調整に苦戦し、予選では常に不振を強いられた。中国グランプリでは、予選で早々に敗退し、最下位でのスタートを余儀なくされた。

レースでは15位でゴールしたものの、失格者が出たことで12位に順位を上げたが、今シーズンいまだポイントを獲得できていない。対照的に、チームメイトのマックス・フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップで2位に立っている。

ローソン自身は厳しい現実を率直に認めた。「慣れるための時間を確保するのが難しいが、できるだけ早く対応しなければならない」と語り、「マシンをテストし、慣れる時間がない。シーズンはすでに始まっており、レースごとにポイントを失っている」と焦りを表した。

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角田裕毅

シューマッハは、ローソンの状況について厳しい見方を示した。「彼の自信は崩れかけている。時間がないと言っているということは、舞台裏に何かがあるに違いない」と分析。さらに、「ローソンは次のレースからすでに外され、角田裕毅がローソンに変わって起用されるだろう」と明言した。

一方で、シューマッハはレッドブルに対し、ローソンを即座に外すのではなく車の改善に注力するよう助言。「若いドライバーにとって、トップチームで即座に成果を出すのは極めて困難な事であり、車と共に成長する時間が必要である」と理解を示した。

また、角田裕毅に関しては、シューマッハは慎重な見方を示した。「もし私が角田のマネージャーなら、今このタイミングでのチャンスを勧めない」と語り、「現状のレッドブルF1のマシンでは、彼が大きな貢献をするのは難しい」と分析した。

チャンピオンシップの行方と、ローソンの今後の活躍に注目が集まっている。

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