ロズベルグ、フェルスタッペンと角田の「理解不可能な」差にレッドブルを痛烈批判

2016年F1世界チャンピオンのニコ・ロズベルグはイタリアGPの土曜日、角田裕毅がチームメイトのマックス・フェルスタッペンよりも7分の1秒以上遅い予選タイムでイタリアグランプリに臨むことを受け、レッドブルを痛烈に批判した。
フェルスタッペンはモンツァで記録破りのラップを披露し、フォーミュラ1史上最速の平均速度を記録してポールポジションを獲得した。しかし角田は10番手に終わり、ロズベルグはこの結果を困惑させるものであり、レッドブルの2番手シートを務める選手たちの長年の困難を象徴するものだと評した。
「これはもう何年も続いており、再び、角田はフェルスタッペンより7分の1秒以上遅れている」とロズベルグはスカイスポーツF1に語った。「これは理解不可能だ。角田は素晴らしいドライバーで、レーシングカーを上手に操れるのに理解できない。なぜ再びこれほどの差ができるのだろうか。彼らがその解決策を見つけられないのはクレイジーだ」
ロズベルグは、ミルトンキーンズを拠点とするチームを悩ませてきた馴染みのあるパターンを指摘した。2018年のダニエル・リカルドの離脱以来、レッドブルはピエール・ガスリー、アレックス・アルボン、リアム・ローソンを経て、それぞれがフェルスタッペンのペースに合わせるのに苦戦してきた。セルジオ・ペレスは当初、より安定した結果を提供したが、最終的にはフェルスタッペンに対する同様の苦戦に陥った。
ロズベルグはまた、角田のマシンがフェルスタッペンのRB21より物理的に劣っているという憶測を否定した。「彼のマシンがマックス・フェルスタッペンのものと100パーセント同じではないと聞いているが、7分の1秒の差を生み出すほどのものではない。せいぜい1分の1秒程度だろう」とロズベルグは述べた。「これはひどい。角田が気の毒だ。これは再び、本当に辛い一日だっただろう」
角田にとって、土曜日の結果はフェルスタッペンのチームメイトであることの困難さと精査の重さの両方を浮き彫りにした。レッドブルにとって、ロズベルグの批判は何年も燻り続けてきた不快な疑問を再燃させる。なぜチームは支配的なチャンピオンとの差を一貫して縮められるドライバーをまだ見つけられないのか。
現在、レッドブル内部の情報源を含むパドック内の誰もが、アイサック・ハジャーが2026年にそのドライバーになり得ると信じている。
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