ローソン不振でホーナー代表に厳しい質問「ペレスを解雇した意味は?」
Sky Sports F1の有名コメンテーターであるテッド・クラビッツ氏が、リアム・ローソンの不振を受けてホーナー代表に容赦のない質問を投げかけ、緊張感あるやり取りとなった。
中国GPでさらに不調が続くローソン。スプリント予選ではSQ1で敗退、決勝予選では20台中20位の最下位という結果に終わった。
この状況についてホーナー代表が「厳しい一日だった。明日に向けて最高のマシンを提供できるよう努める」と語ると、クラビッツ氏は鋭く切り込んだ。
「コンストラクターズ選手権のポイントが必要なはずです。そのためにチェコ(セルジオ・ペレス)を解雇したのですよね?より速いドライバーとチェコを交代させるのが目的だったのに、彼はより速くないのでは?これでは意味がありませんよね?」
この厳しい質問に、ホーナーは明らかに不満を示した。「先ほども言ったように、チームで反省をして明日に向けてできるだけ努力する」と苛立ちを見せ、短い応答に留めた。
一方、育成チームのレーシングブルズ(VCARV)では角田裕毅が安定した走りを見せ、スプリントレースでポイントを獲得。同じくハジャーも予選7番手と好調で、レッドブルの決定に疑問が問われている。
ヘルムート・マルコは「F1は競争的なスポーツ。最終的にはパフォーマンスが重要だ」と語り、「他にも推薦しているドライバーがいる」とドライバー交代の可能性を否定しなかった。
角田は「100%、もちろん日本でレッドブルを走行したい」と発言しており、2週間後の鈴鹿サーキットでの電撃移籍の可能性もゼロではない。
一方で、レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンは「リアム・ローソンはVCARBの車の方が速く走れると思う。僕らのマシンは極めて難しいからね」とRB-21の不安定さを示唆している。レッドブルのマシンが速いのは明らかだが、マシンの操縦が極めて難しいことも考慮しなくてはならない。
【関連記事】
- 角田裕毅、レッドブル昇格可能性の再浮上に「乗りたくない理由なんてない」
- フェルスタッペンが苦言「ローソンはVCARBで走った方が速いだろう」
- ローソン、中国GP予選最下位「時間がない」
- ローソン、ブラウンのコメントに対し「全く気にしていない」
- 【中国GP予選】ピアストリがポール、角田は9番手
- 【中国GPスプリント】ハミルトンがトップ、角田は6位 – Shiga Sports
- 【中国GP土曜日】角田裕毅のコメントを紹介 – Shiga Sports
- 【2025年F1第2戦中国GP】開催スケジュール – Shiga Sports