ヴォルフ代表、2026年シーズンを展望「ドライバーは学び直しが必要」
2026年のF1は大きく姿を変える。マシンにはアクティブ・エアロダイナミクスが導入され、エネルギー供給もより繊細な制御が求められるようになる。メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフ氏は、その変化について次のように語った。
「ドライバーは多くのことを新たに学び直さなければならない」
ヴォルフ氏は、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われる2回目の冬季テストに大きな関心を寄せている。
「スペインでのテストでは、シャシーとパワーユニットの調和という点で手応えを得られた。今後につながる堅実な3日間だった」
一方で、慎重な姿勢も崩していない。
「とはいえ、まだバーレーンのような暖かい気候では走っていないし、あの荒れたアスファルトも経験していない。どちらも、これまで我々が苦戦してきた要素でもある。私はもともと“コップは半分空だ”と考えるタイプだ。シーズン準備期間のこの段階では、常に慎重で疑い深くなる」
「パフォーマンスについては常に少し懐疑的でいる。過去にも期待が外れたことは何度もあるし、バーレーンやメルボルンで『想定していた自分たちではなかった』と気づくような状況は避けたい」
それでも、ヴォルフ氏が確信している点もある。
「ドライバーは多くのことを新たに学び直さなければならない。彼らが使えるさまざまなツールによって、これまで予想されなかった場所でもオーバーテイクが増えると思う」
「もちろん、最速のマシンが重要であることに変わりはない。しかし、2026年にはインテリジェントなドライビングや戦術という新たな次元が加わる。F1にとって、非常に興味深い点だ」
「もはや、すべてのコーナーやストレートを全開で走るだけの時代ではない。エアロダイナミクスやエネルギーマネジメントを賢く扱う能力が求められる。これはスポーツの価値を損なうものではなく、むしろF1の次なる進化だと考えている」
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