フェルスタッペンとペレス、中国GPの予選を振り返る

マックス・フェルスタッペンは、土曜日のスプリントレースで優勝。
その後の予選でも圧倒的な走りを見せ、中国グランプリのポールポジションを獲得し、絶好調だった。

フェルスタッペンは、決勝Q3で1分33秒660の最速タイムを記録。
レッドブルのチームメイトであるセルジオ・ペレスを0.322の差で抑え、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソが3位につけた。

これにより、レッドブルはF1の歴史で100回目のポールポジションを獲得。
そのうち37回はマックス・フェルスタッペンによるもので、セバスチャン・ベッテルが44回、マーク・ウェバーが13回、セルジオ・ペレスが3回、ダニエル・リカルドが3回となっている。

また、フェルスタッペンは1999年のミカ・ハッキネン以来、シーズン開幕から5連続でポールポジションを獲得した初のドライバーとなり、4連覇を目指す彼の勢いは止まることを知らない。

これらの成果について、フェルスタッペンは次のように語った。
「クルマに乗る前に、クリスチャン(ホーナー:レッドブルのチーム代表)から、今日ポールポジションを獲得すればチームにとって100回目になると聞いたので、『OK、それはいいね。頑張ってみるよ』といった」

「もちろん、これはチーム全体にとって信じられないような成果だ。セブもそれに大きく貢献してくれた!予選で1-2フィニッシュを決めたのも素晴らしいことで、クルマが本当にうまく機能していることを示している」

「僕の側としては、今年は本当に良いスタートを切ることができていて、去年と比べても予選では自信を持っている。もちろん、メルボルンでリタイアしたのは残念だけど、そうでなければかなり大きなリードを築けていたと思うよ。でも全体的には良いシーズンを送れている」

予選の展開については、フェルスタッペンは次のように付け加えた。
「スプリントレースの後、クルマに関するいくつかのアイデアが出てきた。予選では、クルマの調子がさらに良くなった」

「予選全体の流れにとても満足している。ドライビングは本当に快適だったよ。Q3でも最後のラップはかなりいい感じだったと思う。ここでドライコンディションで走れて本当に嬉しい。とても楽しかった」

一方、チームメイトのペレスは、Q1でアレックス・アルボンのウィリアムズに引っかかってしまい、Q2に進出するためにもう1周出る必要があったため、ポールポジション争いに加わっただけでも満足していた。

「かなり激しかった」とセッション後にペレスは語った。
「Q1で脱落しそうになった。ウィリアムズの1台に引っかかってラップを中断せざるを得ず、使用済みのタイヤで戻ってきて15番手でやっと通過したんだ。予選の始まりは本当に混乱していたよ」

「Q2はもう少しスムーズに進み、バランスを読み取ることができた。セッション中に良い進歩を遂げていたよ。残念ながら最後はマックスに届かなかった」

「全体的にはチームにとって素晴らしい結果だと思う。トラックコンディションがかなり変わって、僕たちもコンディションに合わせてクルマをかなり変更した。うまくいけば、明日はそれが報われるだろう」

レースでフェルスタッペンに挑む自信があるかと問われたペレスは、次のように付け加えた。
「明日は何が起こるかわからない。マックスとの激しい戦いは間違いなくあると思うよ。今日、僕たちはロングランでかなりのペースを見せた。明日が楽しみだ」

フェルスタッペンは、ドライバーズランキングでペレスに15ポイント差をつけてこの56周のレースに臨む。
また、レッドブルはコンストラクターズランキングで最大のライバルであるフェラーリに26ポイント差をつけている。

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