ウィリアムズ、中国で新しいパーツを導入
オーストラリアと日本での数回のクラッシュによって、ウィリアムズは4月19日から21日に予定されている中国グランプリに間に合うように、スペアパーツの在庫を補充するために全力を尽くす必要があった。
オーストラリアでは、アレックス・アルボンが週末の最初のフリー走行でシャシーを破壊。
チームは予備のシャシーを持っていなかったため、その後のメルボルンでの週末をアルボンがドライブするために、チームメイトのローガン・サージェントの週末を犠牲にした。
次の鈴鹿でのレースでは、ローガン・サージェントが1回目のフリー走行でクラッシュ。
車にダメージを与えて、2回目のフリー走行の欠場を余儀なくされた。
しかし、ウィリアムズのメカニックたちは再び驚異的な働きをして、サージェントが翌日の予選に参加できるように尽くした。
日曜日のレースでは、ダニエル・リカルドがウィリアムズのアレックス・アルボンに気が付かず接触してクルマを粉砕。
アルボンは日本グランプリでわずかしか走行することが出来ず、彼のクルマに搭載されていたアップデートパッケージが破壊された。
したがって日本グランプリ後、未だ予備のシャシーを持っていないウィリアムズは、2台のクルマが中国グランプリに間に合うように休みなく働かなければいけなかった。
今シーズン5戦目を前にして、ウィリアムズはスケジュール通りに進めることができたと確認。
上海でFW46にいくつかの新しいパーツを導入すると発表した。
「週末の準備は順調に進んでおり、両ドライバーがシミュレーターで生産的な作業を行った。チーム全体がスペアパーツの在庫を補充するために懸命に取り組んでいる」とウィリアムズのパフォーマンス責任者であるデイブ・ロブソンが明らかにした。
「最近のパーツの消耗から回復するための作業が進行中にもかかわらず、今回のイベント(中国)に向けて空力アップデートを導入することもできた」
「アレックス・アルボンは改訂されたハロ周りのフェアリングで走行し、両方の車は日本で導入した新しいフロントウイングを使用する」
中国グランプリを今週末に控えて、ウィリアムズはアルピーヌとキック・ザウバーと共に、今シーズンまだ1ポイントも獲得していない3チームの1つだ。
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