リカルドとアルボン、鈴鹿での接触について見解を示す

ダニエル・リカルドとアレックス・アルボンは、日本GP(グランプリ)の1周目に接触し、クラッシュ。
両者ともリタイアしたことについて、それぞれの見解を示した。

ミディアムタイヤでスタートしたリカルドは、1コーナーと2コーナーでソフトタイヤの数台から攻撃を受けた。
そして3コーナーに向かう際に、アルボンがリカルドへ外側からオーバーテイクを試みた。

しかし、リカルドがトラック上を横切る際、内側にはアストンマーティンのランス・ストロールがいたためウィリアムズのアルボンに接触。
2台は芝生の上を滑ってタイヤバリアに突っ込んだ。

パドックに戻ってきたリカルドとアルボンは、それぞれの視点から何が起こったのかを説明。
リカルドは、フィールドが「詰まった」典型的なケースだと感じたようだ。

スチュワードはこの事故に関して調査をしたが、最終的にはこれ以上の処置を取らないことを決定した。

「ソフトでスタートした全員は…少なくとも前のミディアムのマシンは上手くいったようだが、僕と裕毅はミディアムでかなり悪いスタートを切った。
それで後ろのソフトタイヤを履いたマシンに簡単に抜かれてしまった」とリカルドは語った。

「僕たちはグリップを求めて必死だったんだ。2コーナーまでには少し落ち着いたが、2コーナーを抜けても少しトラクションが足りなかった。左側にアストンマーティンがいたから、そのマシンを気にしていた」

「そして、3コーナーを開こうとしていた時、アレックスを感じた。彼のオンボードを見たが、2コーナーを抜けるときのドライブが僕よりずっと良かった。彼がそこにいたかったのかわからないけど、僕が少し横滑りしているのが見えたんだろう」

一方、アルボンは次のように述べた。
「スタートはあまり良くなかったんだけど、ミディアムタイヤのドライバーよりはマシだったと思う。2コーナーを出る時のトラクションは良かったけど、それだけだ」

「ダニエルは僕に気づかなかったと思う。避けようとしたんだけど、すぐ近くにいて避けきれなかった。受け入れるのは難しい。チームとしてはパーツや全般的なマシンのダメージの面であまり良い状況ではない」

最近のウィリアムズの相次ぐクラッシュを受けて、マシンへのダメージがどの程度なのかを問われたアルボンは、次のように付け加えた。
「正直、大きなクラッシュではなかった。でも壁に当たった方法が…タイヤバリアだったんだけど、F1ではもうタイヤバリアはあまりないからね」

「タイヤがマシンの下に入って、マシンを引き裂いたんだ。マシンはかなりのスピードからゼロになるまでの速度がかなり速かったから、心配だ。タイヤの下にあって良く見えなかったんだけど、ひどくないことを祈るよ」

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