角田、スプリント好走から一転失速に困惑「何が起きたのか全くわからない」
カタールGPのスプリントで力強い5位を獲得した数時間後、角田裕毅は予選でまさかのQ1敗退。その突然の失速に「ショックだ」と語り、困惑を隠さなかった。
予選直後、敗退を知らされた角田は、スプリントで手応えを得たマシンと感触がほとんど変わらなかったと強調しながら、結果とのギャップが説明できないと話した。
「何が起きたのか全くわからない。ラップはしっかりまとめられていたし、スプリントの時と感覚はほぼ同じだった。昨日からマシンのフィーリングも変わっていない。でも、影のように突然大きな落差が出て……本当に理由がわからない」

敗退のタイム差はわずか0.3秒。通常ならトップ10圏内に十分届く差だけに、角田も納得がいかない様子だ。
「それでもわからない。理解しがたい」
自身の走りに問題は感じていないとし、結論はデータ分析に委ねる考えを示した。
「自分の視点では差はなかった。限界まで攻めていたし、ミスの感覚もない。原因がどこにあるのか、これから確認しないと」
また、トラックリミットについても質問が及んだ。スプリントでは5秒ペナルティの原因にもなったポイントで、ジョージ・ラッセルはターン10の白線拡幅を提案している。これに関して角田は、カタールでは以前から同じ課題が続いていると指摘した。
「カタールは最初からずっとこうだよ。レイアウトを変えたいなら、来年に向けて何か対策すべきだと思う」
失望をにじませつつも、角田はスプリントで示したパフォーマンスに前向きな評価を残した。
「マシンがしっかりしていれば、自分は結果を出せる。それは今日のスプリントで証明できた」
日曜の決勝に向けては、戦略の制約がレース展開を難しくするとしつつも、順位を挽回する強い意志を示した。
「2ストップ義務で戦略の幅が狭くなるから、オーバーテイクは簡単じゃない。でも、できるだけ多くポジションを上げたい」

そして最後は、短くも力強い言葉で締めくくった。
「ベストを尽くすよ」
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