【アブダビGP決勝】角田裕毅「他の誰よりも成長したと言える自信がある」
Visa Cash App RBの角田裕毅は、2024年最終戦アブダビGPをP12でフィニッシュする結果に。P11からのスタート直後にクラッチのトラブルに見舞われた角田。今シーズンの合計獲得ポイントは30ポイントでドライバーズランキングでは13位という結果に。以下はアブダビGP決勝後、今回のレースとシーズン全体を振り返ったコメントである。
アブダビGP決勝について
「今回のレースはスタートで苦しんだ。クラッチに問題が起きてストールしてしまい、これまでのキャリアで初めての経験だった。この問題がなければ2ポジション上は行けたはずだ。機械的な問題があったみたいで、ピットストップ後もニュートラルに入らない問題があった。ワンストップは厳しかったけど、その後は全力出し切れたと思う。リカバリーも頑張れた。ピットの指示は少し引っ張りすぎた感じはするね。タイヤの劣化が進んでたから、そこまで伸ばす意味があったのかは疑問だった」
火曜日のテストについて
「火曜日に行われるレッドブルのテストは本当に楽しみだ。初めて違うクルマを運転することになる。同じF1マシンでもかなり違うマシンだと思うので、完全に集中して臨むつもりだよ。今回は残念なレース結果だったけど、その後に期待できることがあるのは良いことだと思う。まだ走行プランは受け取ってないけど、正直なところ、チームが求めることを何でもやりたいと思ってる。有益なフィードバックをできたら嬉しいし、その他の面でもチームに印象を与えられると思う」
2024年シーズンを振り返って
「今シーズンを通して、僕は十分なアピールができたと思うんだ。予想外だったダニエル(・リカルド)の起用から始まって、もちろんいくつかのレースではもっと上手くできたはずだけど、チームメイトと比べても毎レース安定してマシンの性能を引き出せてた。昨シーズンと比べても、無線での態度も改善できたと思うし、他のドライバーと比べても落ち着いてやるべきことに集中できてるよ。自分のフィードバックも良かったからこそ、チームがこれだけ改善できたんだと思う」
「2024年の開幕戦の頃は正直まだ子供みたいだったけど、今は全然違うマインドセットになってる。シーズンを通して、毎レース崖っぷちにいるようなプレッシャーがあった。でも、それが逆に僕を強くしたし、楽しい時間にもなった。他のドライバーの誰よりも成長できた。それは、大きな声で言える自信があるよ」
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