アルピーヌ、イモラでも困難な週末を過ごす

アルピーヌは、エステバン・オコンとピエール・ガスリーにとって「困難な」レースの末、エミリア・ロマーニャグランプリで1ポイントも獲得することが出来なかった。
2人とも、オーバーテイクが非常に難しいコースでトラフィックに巻き込まれてしまった。

エステバン・オコンは日曜日のイモラでグリッドの12番手から、チームメイトのピエール・ガスリーは15番手からスタート。ペースに苦しんだ2人のドライバーは、レースの63周を通して集団の最後尾の中で奮闘。
同時にリーダーが近づいてくるときに振られる多くの青旗を尊重しなければならなかった。

結果、エステバン・オコンは14位でフィニッシュした。
「今日はタフなレースだった。最終的には週末全体が難しいものだった」と、オコンはレース後に語った。

「結局のところ、競争するペースも、アタックまたは防御するスピードもなく、出来る事が限られていた」

「スタート時にポジションを維持することができたが、最初のスティントの初めにランス（ストロール）を抑えるのに苦労した」

「彼が僕たちをオーバーテイクした瞬間に逃げ出し、他の人に対して僕たちのリードを維持することができなかった。遅くピットストップしようとして最初のスティントを延長しようとしたが、それは実現しなかった」

「僕たちはレースに参加することが出来なかったが、来週モナコで努力を続けたい。昨年の良い思い出があるから、前向きな気持ちで行くよ」

一方、チームメイトのピエール・ガスリーは16位でのフィニッシュだった。
「残念ながら、今日はうまくいかなかった」と、ガスリーはレース後に述べた。

「もっと上位で戦うスピードがなくて、レースの展開を考えても、戦略が実を結ぶことはなかった」

「全体的に、昨日よりもクルマの競争力が低いような気がしている。チームとしてこれを分析して、何をもっとうまくできたかを確認する必要がある」

「それ以外には、週末を通して、このトラックでマシンはより一定しているように見えたから、僕たちがマネジメントできる要因をしっかりと把握する必要がある」

「モナコが待ち遠しい。モンテカルロで確実に準備ができているように、今後数日間でたくさんのことを学ぶつもりだ」

エミリア・ロマーニャグランプリを終えて、アルピーヌは年初から1ポイントしか獲得していないものの、依然としてコンストラクターズランキングで8位につけている。

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