アストンマーティン、中国GP予選の結果に抗議
アストンマーティンは、土曜日に上海サーキットで行われた中国グランプリ予選の結果に公式に抗議している。
スポーツ規則第39.6条には「予選セッションまたはスプリントシュートアウト中にトラックでストップしたドライバーは、そのセッションにそれ以上参加することを許可されない」と規定している。
それによりアストンマーティンは、Q2でクラッシュした後にフェラーリのカルロス・サインツはQ3に参加すべきではなかったと考えている。
FIAのスポーツ規則第39.6条には、「予選セッション中にコース上で車両がストップしたドライバーは、そのセッションに参加することはできない」と規定されている。
土曜日の上海では、カルロス・サインツはコース上で「ストップ」と宣言されたが、グラベルから自力で脱出し、予選セッションがクラッシュ後のタイヤバリアの損傷によって赤旗中断された際に、ピットに戻るためにゆっくりとコースに復帰した。
ピットに戻ったサインツは、新しいフロントウイングと新しいタイヤを取り付け、グリーンフラッグが振られた後、チームはコースに復帰することを許可した。
その後、サインツはQ3に進出するのに十分な速いタイムを記録。
Q3では、カルロス・サインツはチームメイトのシャルル・ルクレールのタイムに次ぎ予選7番手のタイムを記録。
アストンマーティンの抗議がFIAに認められれば、カルロス・サインツは中国グランプリ予選の結果から除外される可能性があり、アストンマーティンのランス・ストロールが1つ順位を上げ、トップ10に入ることができる(現在はグリッドの11番手)。
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