アロンソ、中国GP予選で3番手を獲得しアストンマーティンを称賛

フェルナンド・アロンソは、中国グランプリの予選でグリッド3番手を獲得した喜びを隠さなかった。
アロンソは、この日の予選前に行われたスプリントレースでの失望の結果から立ち直ったのだ。

カルロス・サインツとのバトルの最中にパンクしてスプリントレースからリタイアを強いられたアロンソは(このことで後に10秒のタイムペナルティと3点のペナルティポイントを科された)、予選では再び力強く走る準備ができているように見えた。

アロンソはセッション全体を通して上位のタイムシートに留まり、Q3の最後の瞬間に2番手を争う激しいバトルの中にいた。セルジオ・ペレスが最終的にフロントローのポジションを獲得した一方で、アロンソは3番手をキープし、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリを抑えた。

セッション後、最後のラップでもっと可能性があったと感じたかどうか尋ねられたアロンソは、次のように振り返った。
「そうだね、チェコがどれくらい(先行していたのか)わからないけど、セクター1では1コーナーと2コーナーでマシンをほとんど失いそうになった。それから、『よし、続けるかラップを中止するか?』と考えた。2つのコーナーで2分の1秒くらい失ったからね」

「でも僕たちは諦めずに、ラップ全体を通してプッシュし続け、良いラップタイムを記録した。朝からマシンは確実に改善されたと思う。いくつかのセットアップ変更を行ったが、明日それをポイントに変えることができるかどうか見てみよう」

新しいパルクフェルメルールに沿って、チームはスプリント後から予選前までマシンに変更を加えることが許可されるようになった。
これが特に彼にとって有益だったかどうかについて、アロンソは次のように述べた。
「みんな同じだと思う」

「週末のリズムに入っているから、完全にマシンを変えることはできない。それでも小さなセットアップ変更を加えることはできる。そのうちのいくつかはバランスの問題のためだけど、いくつかは明日のレースに向けての推測に過ぎないよ」

日曜日にどのような結果が期待できるかはまだわからないが、アロンソはチームがライバルとの戦いで前進し続けていることを称賛した。

「僕はかなり幸せ者だし、チームを誇りに思っている」と彼は付け加えた。

「僕たちは諦めていない。まだ望む位置にはいないけど、僕たちはこれからもプッシュし続ける」

一方チームメイトのランス・ストロールはQ2で脱落。
日曜日の決勝レースを11番手からスタートすることになった。

またセッション後、アストンマーティンがスポーツ規則第39.6条の違反を理由に、結果に抗議したことが確認された。

その条項には、「予選セッションまたはスプリントシュートアウト中にトラックでストップしたドライバーは、そのセッションにそれ以上参加することを許可されない」と記載されている。

サインツは、最終コーナーでスピンしてバリアに接触した後、Q2で赤旗を引き起こした。
彼のクルマはトラック上で止まったが、その後サインツはピットに戻ってセッションに再び参加することができた。

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