角田とリカルド、マイアミでのポイント獲得に大喜び
VCARBは、角田裕毅がスプリントレースで8位フィニッシュと決勝レースで7位フィニッシュ。
ダニエル・リカルドがスプリントレースで4位フィニッシュ。
2人のドライバーのポイント獲得により、コンストラクターズランキングの6位争いでハースに対するリードを広げ、中団での戦いで非常に有利な立場に立った。
リカルドは、決勝レースで最後尾からスタートして苦戦したため、グランプリはスプリントほどうまくいかなかった。
だが少なくとも、前戦の中国で最終的にまずまずのペースを見せた後の2回目のポジティブな週末を振り返ることができた。
上海ではポイントを獲得できなかったが、マイアミスプリントでのポイントは、日曜日の15位フィニッシュにもかかわらず、彼の士気を大いに高めた。
「レースに入る時は常に楽観的な気持ちになる。スプリントでのペースを考えると、今日は多くのオーバーテイクが出来るだろうと思っていたが、トラフィックの中にいる時のレースは我々にとって全く異なった。ペースを活用することがはるかに難しい」とリカルドはレース後に振り返った。
「単純な話だが、予選で最後尾になってはいけない。そこで自分たちを難しい状況に追い込んでしまう。明らかに完全な対比だが、金曜日の予選は素晴らしく、スプリントも素晴らしかった。予選が悪ければレースも悪くなってしまう。それ以上でもそれ以下でもない。自分たちのクルマの長所はわかっているが、短所もわかっている。でも、もちろん予選でもっと良い結果を出すことが僕自身の責任でもある」
リカルドは中国グランプリ後に科された3グリッド降格ペナルティのせいで最後尾からスタート。
長い第1スティントの後、一時は10番手を走行していた。
しかし、セーフティカーの直前に新品タイヤに交換したため、フリーピットストップでライバルを飛び越えることはできなかった。
プレッシャーのかかっているリカルドにとって、15位はあまり良く見えないかもしれないが、シーズン序盤の難しいスタートの後、彼はまだ正しい方向に向かっていると感じている。
「良いレースができるのと同じくらい早く、悪いレースもできてしまうということを示している」と彼は続けた。
「もちろん、もっとたくさんのことを言いたいが、それを裏付け続けなければならない。それでもマイアミでポイントを獲得できたことは非常に嬉しい。嬉しくて誇らしい」
「自分に何ができるかはわかっているが、だからこそ、昨日の午後のようなセッションがあると歯がゆい。あのセットのタイヤには満足していなかったが、それでも自分自身を見つめ直し、ある程度の説明責任を負わなければならない」
一方チームメイトの角田裕毅はマイアミでの決勝レースで7位フィニッシュを果たし、オーストラリアでの最高位タイと同じ成績を収めた。
角田に関しては、彼の一貫した好調さが続いていることが、2日連続、そして直近4レースのうち3レースでポイントを獲得。チームにとっても、角田のパフォーマンスは励みになっている。
今シーズンこれまでの6レース中4レースでQ3に進出したこともあり、角田はアストンマーティンのランス・ストロールを抜いてドライバーズランキングの10位に浮上するのに十分な活躍を見せた。
「とても嬉しい。チームの素晴らしい仕事のおかげだ」とレース後に角田は語った。
「両方のレースでポイントを獲得した素晴らしい1週間だった。ここでは良い成績を収めることを期待していたが、最も重要なのはそれを達成したことだ。」
「チームとして、計画を守り、今日はミスをしなかった。僕自身については、スタートでミスをしたが、全体的には自分のドライビングに満足している。リセットして走り続け、特に最後のスティントでは、ただ一人で走りながら、プッシュして前のクルマと同じようなラップタイムを出すことができた」
「次のレースはイモラで、僕にとってはある意味もう一つのホームレースだ。このリズムを続けて、ホームの観客の前で良い結果を出せることを願っている」
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