ブリアトーレ、ブラジルGPで得た利益について語る
アルピーヌのエグゼクティブアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、ブラジルでの素晴らしいチームパフォーマンスについて、シーズン終盤に大きな価値をもたらす可能性があると語った。
サンパウロで行われた雨の中でのレースでは、エステバン・オコンが2位、チームメイトのピエール・ガスリーが3位でフィニッシュした。ブリアトーレは、両ドライバーたちの走りを称賛しつつ、赤旗が出されたことはアルピーヌにとってラッキーだったことを認めている。
「素晴らしい雨のレースを見せたエステバン(オコン)と、素晴らしい仕事をしたピエール(ガスリー)の功績を否定するものではないが、この日曜日我々は幸運にも恵まれた」とブリアトーレは語った。「私たちのクルマは雨の中で良いパフォーマンスを発揮できると思う。だが残念ながら、残り3レースは雨のレースにはならないだろう」
「しかしこの日曜日、才能にあふれていると称賛されている若手ドライバーたちと比べて、F1における経験がいかに重要かを見ることができた」とブリアトーレは分析した。
チャンピオンシップでの上昇が大きな利益をもたらす可能性
このダブル表彰台による感動と喜びの他に、アルピーヌはこの日曜日に33ポイントを獲得した。アルピーヌは2024年シーズンの獲得ポイントの67%を1レースで獲得したことになる。
この驚くべき結果により、シーズンのこの段階で、コンストラクターズで3つの順位を一気に上げるという予想外の躍進を遂げた。
アルピーヌは9位から6位に上昇し、ウィリアムズ、Visa Cash App RB(VCARB)、ハースを追い抜いた。この順位上昇は特にチームの財務面で重要だ。というのも、コンストラクターズランキングでの順位が高いほど、より多くの賞金を獲得できるからだ。
ブリアトーレは、コンストラクターズランキングの9位と6位の差額について明かした。
「9位から6位の差額は3000万ユーロではなく、2920万ユーロだ」とブリアトーレは述べた。「これが私が最初に尋ねたことだった。いずれにせよ、今日は素晴らしいグランプリを目撃した」
このブラジルグランプリ以前、アルピーヌは、2016年のルノー時代以来最悪の9位という成績だった。アルピーヌがこの6位を維持できれば、2023年シーズンの結果と同等となる。
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