【イギリスGP】ブラッド・ピット、F１映画撮影のためシルバーストーンサーキットに登場

Appleスタジオ制作、F１をテーマにした最新映画の撮影のため、撮影クルーとイギリスGPに登場したハリウッド俳優のブラッド・ピット。今回、シルバーストーンサーキットには１０チームのガレージに並び、フェラーリとメルセデスの間に架空のF1チーム、APXGPのガレージが実際にセットアップされている。また、Sonny Hayes (ソニー・ヘイズ）という架空のドライバーを演じるブラッド・ピットは、実際にステアリングを握り走行する。

木曜日には、映画上のチームAPXGPのクルマが公に公開され、ピットのスタントマンがサーキットを実際に走行した。F2のマシンを改装したといわれる、ゴールドとブラックを基調に塗装されたこのクルマにはメルセデスのロゴ、AMGの文字も見られた。

ブラッド・ピット演じるソニー・ヘイズというキャラクターは、F1にてルーキーと競争をする、引退から復帰したベテランドライバーという設定だ。

まだ映画の内容はほとんど公になっていないが、シルバーストーンのパドックに設置された架空チームAPXGPのガレージには、ブラッド・ピット演じるソニー・ヘイズの名前に並んで、イギリス出身の俳優ダムソン・イドリス演じるジョシュア・ピアースの名前も見られた。

アップル・スタジオ制作の今回の映画は、“史上一番リアルなF1映画”を目指していて、『トップガン：マーベリック』を監督したジョセフ・コシンスキーにより監督され、F１から全面的な協力を受ける。

また、ルイス・ハミルトンはこの映画にプロデューサーとして参加、セリフや内容の制作もアシストしているようだ。まだ公式的には明らかにされていないものの、現在のグリッド上のドライバーの出演も噂されている。

今回のイギリスGPで撮影される映画用の映像に加え、実際のF１レースの映像も使用されるこの映画だが、まだ題名は公に発表されていない。