【クリスチャン・ホーナー】「彼らは良い一歩を踏み出した」メルセデスF1の成長を認める
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、スペインGPでメルセデスF1の成長を認めた。 彼はチームに対してメルセデスからのさらなるプレッシャーに期待している。
失望に終わった2022年を踏まえ、メルセデスF1は新しいコンセプトでクルマを改善をしようとした結果、2023年もまた困難なスタートとなった。
重要なアップデートがモナコで試されたが、このサーキットはその改善点を理解するのには適していなかった。 バルセロナでは、メルセデスは新しい部品の有効性を調べる準備が整っていた。
実際、メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、グリッド上4位から、マックス・フェルスタッペンに次ぐ2位に上昇。 ジョージ・ラッセルは12番グリッドからスタートし、ハミルトンに次ぐ3位でフィニッシュ。 また、セルジオ・ペレスのレッドブルカーにも打ち勝った。
メルセデスF1の進歩について、そして懸念があるかを尋ねられたホーナーは、最初は笑顔でこう答えた。「彼らはレース終了時点でまだ24秒遅れていたが…」
そして続けて、「彼らは良い一歩を踏み出した」と認めた。「メルセデスは大きなアップグレードに成功したと思う。だが、私たちレッドブルはシーズン後半に持ち出そうと思っているものがある。」
「確かに大きな一歩、また質の高いチームであり、間違いなくシーズン後半、私たちにプレッシャーをかけることになるだろう。」
また、今シーズンの今の段階におけるF1の順位について、ホーナーは次のように付け加えた。 「ランド・ノリスのラップ(予選3位)を見れば、メルセデスはレースで強そうに見え、フェラーリは思っていたほど勢いがなかったことがわかる。」
「現時点では、私たちの後ろにつくチーム順位がかなり変動しているようなので、どのポイントで誰が何番手に位置するか予測するのは困難だろう。」と続けた。
7レースを終えたレッドブルは、コンストラクターズランキングで大きなリードを保っている。 メルセデスとは135ポイントの差があり、マックス・フェルスタッペンはセルジオ・ペレスに対し53ポイントの差をつけてチャンピオンシップをリードしている。
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