オコン、アルピーヌ離脱を数ヶ月前から議論していたと明かす

エステバン・オコンは、モナコグランプリのオープニングラップで起きたチームメイトのピエール・ガスリーとの派手なクラッシュが、アルピーヌとの関係終了の発表に決定的な役割を果たしたわけではないと断言した。

カナダグランプリの直前、アルピーヌは、5シーズンを共に過ごしたエステバン・オコンが2024年シーズン終了時に「合意の上で」チームを離れることを発表した。

モナコグランプリでチームメイトのマシンに衝突し、リタイアを余儀なくされたオコンは、自身の将来についての問題は数ヶ月前から議論されており、2週間前のモンテカルロでの失敗は考慮されていないと断言する。

「アルピーヌが送ったプレスリリースではほとんど全てを述べたが、数ヶ月前からチームと議論していた」と、エステバン・オコンは木曜日、カナダのモントリオールで語った。

「アルピーヌとルノーは大企業だ。1レースだけで決定を下すようなチームではない。契約終了時に終わらせることで合意した」

「僕はチームに5年間在籍し、素晴らしい時間を過ごした。F1での5年は長い」

「これから来る挑戦にワクワクしている。前向きな形でコラボレーションを終えたい。長い間チームの一員だった」とオコンは付け加えた。
彼は、噂とは対照的に、ブルーノ・ファミンとの関係がここ数週間で悪化したことはないと断言している。

F1での将来について、オコンはこの話題に深入りすることを望まず、近い将来、計画を発表すると約束した。

「まだ何も発表することはない。先ほど言ったように、将来についてはいずれ話すつもりだ」とエステバン・オコンは付け加えた。

「今は、今週末に行われるモントリオールでのレースに集中している。僕はレースをするためにここにいる。それが最も重要なことだ」

【関連記事】

ホーナー、リカルドを称える：「単なるドライバー以上の存在」