アストンマーティンの再審請求が却下される
中国グランプリでのスチュワードの決定に関してアストンマーティンが提出した再審請求は却下された。
この決定により、上海のスプリントレースでのフェラーリのドライバー、カルロス・サインツとの接触を理由にフェルナンド・アロンソに科されたペナルティが維持されることになる。
フェルナンド・アロンソとカルロス・サインツは、中国の上海で行われたスプリントレースで3位を争っている最中に接触。
2台の接触によりフェルナンド・アロンソのマシンにダメージが生じ、リタイアを余儀なくされてしまった。
一方、サインツは5位でチェッカーを受けた。
調査の結果、スチュワードはフェルナンド・アロンソにこの接触の責任があると判断。
アロンソに10秒のペナルティとスーパーライセンスに3点のペナルティポイントを科したが、アロンソはリタイアしたため、この決定は彼の結果に影響を与えることはなかった。
しかし、マイアミグランプリが近づく中、アストンマーティンは正式にこのペナルティの再審請求権を求め、5月3日金曜日にマイアミでアストンマーティンとフェラーリの代表者を交えた審問が行われた。
この審問の結果、FIAのスチュワードはアストンマーティンが提出した新証拠を認めたものの、それらは重要なものとは見なされなかった。
これは、アストンマーティンの再審請求が正式に却下され、フェルナンド・アロンソのペナルティが維持されることを意味する。
アストンマーティンはフェルナンド・アロンソへのペナルティの再審請求を求めた理由を明確にしていないが、既に12点中6点に達しているアロンソのスーパーライセンスへのペナルティ3点を取り消すことを目指していたと考えるのが妥当だろう。
【関連記事】
