バスール、モナコGP後「浮かれてはいけない」
シャルル・ルクレールが今週末のモナコグランプリで優勝し、フェラーリはコンストラクターズランキングでレッドブルに24ポイント差まで迫った。
だがフェラーリのチーム代表を務めるフレデリック・バスールは、レッドブルにとって難しい週末となったモナコ後、浮かれることは避けたいと語った。
カレンダー上で完全に型破りなモナコのサーキットで、フェラーリは週末の初めから非常に競争力を示し、シャルル・ルクレールは故郷の観衆の前で自身の好調なペースを見せつけた。
土曜日にポールポジションを獲得したシャルル・ルクレールは、日曜日のレースでも見事な仕事をこなし、レースの78周を通してマクラーレンのオスカー・ピアストリを後ろに抑えることに成功した。
モナコでのルクレールの優勝直後にフレデリック・バスールは、ルクレールのパフォーマンスを称賛すると同時に、ピアストリの後ろでチームプレーをしたチームメイトのカルロス・サインツも称賛した。
「シャルルにとっては完璧で忘れられない週末だった。過去にモナコでいくつか難しいレースを経験していたからね」とバスールは語った。
「最初のFP1から素晴らしく、完璧な仕事をした。レース自体は少し奇妙だった。レッドフラッグの後、同じタイヤで77周を走らなければならなかったからだ」
「彼はいつも状況をコントロールしていて、何度か攻めてもいいかと尋ねてきたが、我々は許可を出せなかった」
「カルロス(サインツ)も非常に堅実なレースをし、この勝利に重要な役割を果たした。我々の後ろの間隔をコントロールするのを助け、チームのために素晴らしい仕事をした」
しかし、モナコでのこの勝利の後、バスールは自分のチームにシーズンはまだ長いので集中し続けてほしいと思っている。「現在、我々は全員がハードにアタックしており、チーム全体に非常に良いダイナミクスがあり、全員が正しい方向に向かって働いている」と彼は付け加えた。
「浮かれてはいけない。集中し続けなければならないが、この勝利はみんなにとって大きなモチベーションになる。トラック上でも、もちろんファクトリーでも、みんな素晴らしい仕事をしている」
「とても特別な一日だった。表彰台の周りでチームの全員の感動を目の当たりにすることができた。しかし、良い仕事、さらに言えばより良い仕事を(次戦のカナダで)することについて、すでに考えなければならない」
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